嵐のない世界

お正月に、娘たちが
嵐の番組を見ていました。

あれ？嵐って、
休止したんじゃなかったっけ？
と思ったら、
出ているのは相葉くんだけで、
他は別のジャニーズのグループから
集められたメンバーでした。

みんな、カッコよくて、
うちの娘たちはキャッキャッ
言いながら見ていました。

でも、私から見ると、
なんか物足りない感じがします。

カッコイイとは言え、
別のグループの
メンバーの混合チームでは、
まだ関係性ができていない分、
嵐のメンバーと比べてしまうと
物足りない感じがします。

これからが楽しみですが、
やはり、世代交代って難しいと
思いました。

嵐が休止することは
去年から分かっていました。

前もって、次のメンバーと
番組を始めていれば、
スムーズだったと思います。

でも、休止するまでは、
嵐をフルメンバーで見たいと
思うものだと思います。

そうすると、
なかなか次のメンバーと
一緒に番組に出るわけもいかず、
結局、新番組からということに
なるのだと思います。

会社の世代交代も同じだと思います。

時間をかけて
創業者から後継者に
引き継げれば良いのですが、
それぞれ理由があって、
ギリギリまで任せられない
ということがあるのだと思います。

そうなると、
後継者はいきなりリーダーを
やることになります。

それまでも、
後継者としてリーダー役を
やっていたと思います。

しかし、リーダーは、
その立場にならないと育たないのです。

つまり、リーダー役では、
真のリーダーにはなれないのです。

リーダーの能力は
実践の中でのみ身につくのです。

リーダーを育成するには
「できる」と信じ、
「場」を与えて、任せて、
やらせてみるしかありません。

そして、
後継者は、リーダーとして、
自分で切り開いていくしかありません。

創業者のマネをしようとしても、
後継者にはできないことが多いです。

なぜなら、そもそも、
創業者と後継者は補完関係にある
からです。

アイデアが豊富で
思い付きで動く創業者の元には
実行力がある後継者が育ちます。

事業が上手く行っているとしたら、
そうやって、補い合っているはずです。

それが、いきなり、
後継者が創業者と同じことをやれ！
と言ってもできないのです。

後継者は後継者で、
自分の強みを活かして
成果を上げていくしかないのです。

それまでは、時間がかかります。

今回、VS魂のレギュラーになった
ジャニーズのメンバーも、
それぞれの強みを活かして、
嵐とは違う魅力を生み出していく
のだと思います。

そのようにして、
主演の機会が増えてくれば、
嵐のない世界でも、
嵐にかわるグループが現れる
のだと思います。

そういう意味では、
不安があっても、
なるべく早く
次の世代が活躍できる場を
作ることが大事だと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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