北京パラリンピックが開会しました。
ウクライナで戦争が行われている中
北京で平和の祭典が行われることに
無力感を感じます。
五輪パラリンピック期間中の休戦決議は
国連で採択された国際ルールです。
みんなで決めたルールが守れないことが
残念でなりません。
また、
IPC(国際パラリンピック委員会)の
パーソンズ会長は、
開会式のあいさつで次のような
話もしました。
IPC(国際パラリンピック委員会)では
よりよい、皆が共生できる世界、
差別や憎しみ、無知とは無縁の
紛争のない世界を目指しています。
読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/paralympic2022/20220305-OYT1T50116/
目指していることと
実際に起こっていることの
ギャップが大きすぎて、
むなしく聞こえますが、
あきらめてはいけないと思います。
このあいさつで
私が響いたのは「無知」という言葉です。
「無知」が一番怖いと思っています。
私が組織のコンサルをする時に
意識していることは、
「無知」であることを忘れない!
ということです。
昔、お世話になった経営者の方から
教わったいくつかの言葉の中に
こんな言葉あります。
愛は知ることから始まる。
知らなければ愛は生まれない。
相手を知らなければ、
相手を思いやることはできません。
相手の事情や背景や気持ちを
知らないがゆえに、
相手が考えていることが分かりません。
人は自分が思いたいように思うので
自分の思い込みに囚われます。
その結果、
自分の思い込みに気付かずに
相手を傷付けているかもしれません。
自分の当たり前、
自分の正義が
人を追い込めているかもしれません。
自分は知らないことがあるのではないか?
という可能性を考える必要がある
と思っています。
今回のウクライナへの
ロシアの侵攻についても・・・
ウクライナを攻撃している
ロシアが悪い!と言って、
経済制裁をしたら、
ロシアの人々が苦しみます。
ウクライナが善戦して、
ロシアの兵士を撃退しているのは
良いことですが、
ロシアの兵士が亡くなっていて、
その兵士には家族がいます。
知らないだけで、
実に多くの悲しみが生まれています。
だから、知ろうとしなければ
ならないと思います。
そして、
知ろうとするに応えるには
表現しないといけないと思います。
これも大事にしている言葉ですが、
自分のことを表現しないで、
人と仲良くできない
自分のことは自分で表現しないと
周りの人は分かってくれません。
私はブログを書くことで、
自分のことを理解してくれる人が増えて
自分がやりたいことができる
ようになりました。
差別や憎しみ、無知とは無縁の
紛争のない世界を作ろうとしたら、
自分のことを自由に発信できる
世界を作らないと実現しません。
お互い、自分のことを表現し、
お互いのことを知った上で
「対話」をすることで、
紛争のない世界を作ることができる
と信じています。
でも、そのためには、
武力や脅かしや立場に関係なく、
お互いに、自分を表現できて、
相手の話を聴ける関係性になることが
大事だと思うのです。
いきなり、
大きなことはできませんが、
せめて、自分の周りだけでも、
お互い、思ったことが言えて、
それを聴ける関係性を作っていきたい
と思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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