出場停止にすれば解決するのか?

国際パラリンピック委員会(IPC)は
ロシアとベラルーシの選手を
出場停止にしました。

 

開会式の2日前の3月2日には、
国旗や国歌を使わない個人資格の
「中立選手」として容認する決定
を発表していただけに驚きました。

 

多くの人の議論の上、
出場停止を決定したそうです。

 

しかし、
昨日もブログで書いたのですが、
パーソンズ会長のスピーチを聞いていると
本当に、出場停止がよかったのか?
と思うようになりました。

 

そのスピーチは・・・・

 

パラリンピアンの皆さんが、
スポーツを糧に障害を受け入れた
瞬間がありました。

障害によって否定されることなく
自分の一部とし、
そこにみずからの強みを見出したのです。

弱さとみられがちな障害に力を見いだし、
自分の可能性を最大限発揮しています。

 

パラリンピック 平和へ願い込め
「ピース!」IPC会長【全文】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220304/k10013515271000.html

 

わかったようなことを言うのは
慎まないといけないと思いますが、
それでも、あえて言わせてもらうと・・・

 

障害を持った方が
障害を受け入れることができたのは、
自分の一部にしたからだと思います。

 

障害は切り離すことなく、
自分の一部にしたからこそ、
自らの強みにできたのだと思います。

 

それが、パラリンピックの精神だと
思います。

 

パーソンズ会長は
こうも言っています。

 

自分の力で世界を変えられる、
変えることを誇りに思ってください。

 

問題に向き合わない限り
変えることはできません。

 

それなのに、我々は、
ロシアとベラルーシの選手を
出場停止にしてしまいました。

 

出場停止にしたら、
つまり、切り離したら、
問題は解決するのでしょうか?

 

むしろ、
パラリンピックの中で、
一緒に競い合う姿を世の中に示すべき
だったのではないでしょうか?

 

自分の問題だと思わない限り、
その問題を解決することはできません。

 

問題を切り離し、
見えなくすることで、
私たちは問題解決する機会を
失ったのではないでしょうか?

 

こういうことって
職場でも起こっていると思います。

 

問題が起ると、
すぐに人を辞めさせたり、
外部のせいにしたり、
あきらめてしまったり、

 

問題を自分から切り離すことで
解決しようとする。

 

しかし、それは、
見ないようにしているだけで
その問題はあるので、
同じような問題が起こります。

 

問題を解決しようとするなら、
問題を自分事して、
切り離すことなく、
向き合って乗り越えていくことが
必要なのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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