ナンバー1もいらない

前回のブログで、
漫画「銀河英雄伝説」から
ナンバー2不要論を学んだ
と書きました。

 

「ナンバー2不要論」

ナンバー2不要論

 

それに対して
チームビルディング的には、
ナンバー1もいらないと書きました。

 

今日はそのことについて
書きたいと思います。

 

実は、これは、
トップダウンとボトムアップの
お話です。

 

トップダウンはトップが判断して、
ボトム(下)は言われたことをする
というスタイルです。

 

ナンバー1が上にいて
下に向かって指示を出します。

 

上から下に矢印が向きます。

 

ナンバー1が
自分のやりたいこと(ビジョン)を
実現するには
このやり方がベストです。

 

これに対して、
ボトムアップは、
ボトム(みんな)がやりたいことを
ボトム(みんな)で実現する
というスタイルです。

 

下から上に矢印が向きます。

 

この時、ナンバー1は
どこにいるのでしょうか?

 

そうなんです。

 

ボトムアップにしたら、
ナンバー1の居場所がないんです。

 

つまり、ボトムアップにしたら
ナンバー1はいらなくなる・・・

 

ま~これはかなり極論です。

 

実際、組織には、
ナンバー1(社長)が必要です。

 

では、ナンバー1は、
どこにいるのでしょうか?

 

それは・・・

 

ボトム(みんな)の中です。

 

みんなの中にナンバー1もいるのです。

 

ナンバー1もみんなと一緒になって、
みんながやりたいこと(ビジョン)を
実現するということです。

 

つまり、
ボトムアップの上にあるものは、
「ビジョン」ということです。

 

ここら辺の話を
私の師匠の石見さんが動画で
説明をしてくれています。

 

トップダウンとボトムアップ、
どっちの組織が機敏に動ける?

 

結局、ナンバー1がいるとか
ナンバー2がいるという話は、
トップダウンマネジメントを
している時の話です。

 

ボトムアップマネジメントの場合は、
ナンバー1とかナンバー2とか
地位はいらないのです。

 

必要なのは、責任や役割です。

 

こういう話をすると、
責任や役割が重いのに、
みんなと同列なのはおかしい!
という話になると思います。

 

みんながやりたいことを
実現するために、
社長が責任や役割を負う・・・

 

不公平な話かもしれません。

 

しかし、だからこそ、
みんなが社長について行くのです。

 

リーダーとフォロワーの話です。

 

ここに面白い動画があります。

 

TED「ムーブメントの起こし方」

 

私のブログでも紹介していますし、
有名な動画なので見たことのある方は
多いと思います。

 

ムーブメントは、
リーダーについて行きたいと思う
フォロワーが生まれることで起きる
と言っています。

 

うまく行きそうだな!
おもしろそうだな!と思えば、
勝手に人はついてくるのです。

 

リーダーもフォロワーも
やりたいことをやっている状態が
うまく行っている状態です。

 

それなのに、
リーダーだけが責任や役割が重くて
不公平だと思っているなら、
リーダー自身、
やりたいことをやっているんですかね?
という話になります。

 

もちろん、
リーダーが大変なのはわかります。

 

ただ、組織のメカニズムとして、
うまく行っている場合は、
責任や役割の問題が問題になっていない
ように思います。

 

そういう意味で、リーダーが
自分のやり方ことをやっている結果、
みんなもやりたいことができている
状態を目指すのが、
私の考えている組織のゴールです。

 

昨日も、
チービルディング経営塾の卒業生の
社長さんと話をしていて
今、取り掛かっている組織作りに
手ごたえを感じているということでした。

 

私も嬉しいです。

 

私自身、リーダーになって、
チービルディングを広めていきたい
と思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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