昨日のブログで
「ディソシエーション」と
「アソシエーション」について
書きました。
簡単に言うと
ものの見方が2種類あって、
「ディソシエ―ション」が
傍観者的な見方で、
「アソシエーション」が
当事者的な見方です。
どちらが良い悪いではなく、
状況によって使い分けることが
必要です。
反省をしたり、振り返りをする時は
「ディソシエ―ション」になる
必要がありますし、
共感したり、寄り添ったり、
仕事に集中する時は、
「アソシエーション」になる
必要があります。
成果が上がらない人は、
「ディソシエ―ション」でいるべき時に
「アソシエーション」になったり、
「ディソシエ―ション」でいるべき時に
「アソシエーション」になっていたりします。
成果を上げられるようになるには、
時と場合によって、
「ディソシエ―ション」と
「アソシエーション」を
適切に使い分ける必要があります。
と、ここまでは自分の話です。
自分の癖を把握して、
「ディソシエ―ション」と
「アソシエーション」を使い分けましょう!
という話を前回のブログをしました。
で、面白いのは、
NLPを理解すると、
相手に対して質問によって、
「ディソシエ―ション」と
「アソシエーション」を切り替えることが
できるということです。
なにもスゴイことでなくて、
簡単なことなので、
ガッカリしないで下さいね!
では、説明します。
昨日のブログと同じ質問をします。
スキーで山を滑っている時の情景を
思い浮かべてみて下さい。
その時に、
上空から自分が滑っている姿が見える人は
「ディソシエ―ション」で見ています。
この人に、
「アソシエーション」で見えるように
するためには、どんな質問をすれば
良いのでしょうか?
「頬に何を感じますか?」とか
「どんな音が聞こえますか?」という
質問をすればよいのです。
このような感覚の質問をされると、
上空にいた意識が体の中に入ってきます。
つまり、質問によって、
「ディソシエ―ション」から
「アソシエーション」に切り替わります。
これが理解できると、
「ディソシエ―ション」でいるべき時に
「アソシエーション」になっている人に
「ディソシエ―ション」になってもらったり、
「ディソシエ―ション」でいるべき時に
「アソシエーション」になっている人に
「ディソシエ―ション」になってもらう
ことができます。
分かりやすく言うと、
他人事になっている人に対して、
五感を訊ねる質問をすることで
自分事にすることができると言うことです。
私がコーチングをしている時に
感情を聞いたりすることがあります。
例えば・・・
それが達成できた時に
どんな気持ちになりますか?
これも、
「アソシエーション」になってもらう
ための質問だったりします。
このように考えると
質問によって、
相手の視点を変えらることに
気付くと思います。
実は、これが、
コーチングの力です。
コーチングを受けると
問題と思っていたものが
問題でなくなったりするのは、
質問によって視点が変わっているからです。
コーチって、
なんとなく質問しているように
見えるかもしれませんが、
こういうことを考えながら
質問をしているのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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