優秀なのに仕事ができない

死刑のハンコを押した時だけ
トップニュースになる
などと発言した
葉梨法務大臣が更迭されました。

 

内輪のパーティーでの
発言を切り取って
言葉狩りのようなことは
したくはありませんが、
それにしてもセンスがありません。

 

死刑というセンシティブな内容を
冗談で使うなんて、あり得ません。

 

それにしても、
地味な法務大臣が、
自分の失言でトップニュースになる
なんて、笑えない話です。

 

経歴を見てみると、
東大法学部を卒業し、
警察庁に入り、キャリアを積み、
奥様のお父さんの後継者として
衆議院議員となり、
コチラも順調にキャリアを積み
2022年8月に法務大臣になりました。

 

どう見ても優秀な方です。

 

優秀でなければ、
東大にも入れないでしょうし、
警察庁にも入れないと思います。

 

こんな優秀な方が
どうしてこんな失言をするのか?
本当に理解に苦しみます。

 

優秀なのに・・・

 

優秀なのに仕事ができない・・・

 

結局のところ、
「優秀」と「仕事ができる」とは
違うのだと思います。

 

そもそも、
「仕事ができない」というのは、
どういうことなんでしょうか?

 

私が思うのは、
人のことが分からないという
ことだと思います。

 

仕事というものは、
一人でやるものではなく
必ず、相手がいます。

 

仕事の評価は相手がするものです。

 

だから、
評価されるには、
相手がどのように感じるか?
をイメージしながら仕事をすることが
必要になります。

 

ただ、そんな単純な話ではなく、
相手のために自分が犠牲になっては
長続きしないので、
結局はバランスが必要なんですが・・・

 

しかし、いずれにしても
相手から評価されないと、
仕事になりませんので、
まずは、相手のことを知ることから
始める必要があります。

 

では、どうしたら、
相手のことが分かるのでしょうか?

 

自分から投げかけをして
こんな言い方をするのも
おかしいのですが、

 

個人的には、
相手のことなんか分からない
と思っています。

 

だから、学んでいくものだと
思っています。

 

自分がよかれと思ってやったことで
人を傷つけてしまったり・・・

 

自分が意図しないことで
人を傷つけてしまったり・・・

 

自分や大事な人を守るために
やむを得ず、
人を傷つけてしまったり・・・

 

そうやって、
相手に迷惑をかけながら、
学んでいくものだと思うのです。

 

しかし、
優秀すぎる人は、
人を傷つけたことに気付けなかったり、
周りから言ってもらえなかったり、
相手に迷惑をかけていることに
気付けなかったりします。

 

その結果、優秀なのに、
相手のことが分からないということが
起こるのだと思います。

 

そういう意味で、
若い時から失敗を自覚していないと
大人になってからの失敗は
ダメージが大きくなります。

 

大人になってからでも
十分に学べますが、
若い時に失敗をしておくほうが、
人生、トータルしときに
良かったということになると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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