前回のブログで、
判断を手放すことが
人を活かす上で大事だ!
と書きました。
しかし、人は、
自分と違うものを間違っている
と判断しがちです。
今日は、そのメカニズムについて
書きたいと思います。
人が認知をして
行動に移すプロセスを
「推論のはしご」と言います。
①事実を選択する
↓
②現実に意味づけする
↓
③仮説を立てる
↓
④結論を出す
↓
⑤結論を信じる
↓
⑥行動する
「はしご」なので、
本当は下から上に上がっていく
のですが、
ブログで書くと上から下になるので、
順番は逆になります。
いずれにしても、
①から⑥にステップを進めることで
行動という結果が生まれます。
もし、自分があとから考えて、
適切でない行動をしてしまった時は、
「②現実に意味づけする」
というステップが
適切ではないことが多いです。
例えば・・・
街中でマスクをしている人たちを見て、
自分で考えられないだなと思って、
「日本人って、同調圧力に弱いですね!」
とブログに書いたとします。
もちろん、そうとは限りません。
マスクをしている理由はあるだろうし、
日本人にもいろいろな人がいます。
これは、
「マスクをしている人たち」を見て、
「自分で考えていない人たち」だと
意味づけを行っています。
この時点で、適切でないので、
その後の仮説も適切でないですし、
結果、行動も適切ではありません。
つまり、
「②現実に意味づけする」を
いかに柔軟に行うか?が大事です。
実は、ここに、
「効き脳」が関係していると
考えています。
効き脳診断は、
脳の思考の傾向を調べるものです。
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つで、
4つに分けることができる
と言われています。
それぞれの「脳」を分けると
A脳:論理・理性脳
B脳:計画・堅実脳
C脳:感覚・友好脳
D脳: 全体・創造脳
の機能があります。
それぞれ、
人によって、高い低いがあります。
A脳が高い人は、
理屈っぽくて、批判的で、
頭の回転が速いです。
そのため、
「推論のはしご」を駆け上がる
スピードは速いと考えられます。
早いだけに
周りが見えていない可能性があります。
B脳が高い人は、
計画的で堅実で慎重です。
そのため、
「推論のはしご」を
一つ一つ、確実に上がっていきます。
一つ一つ、上がっていくので、
時間がかかります。
確実ですが、
タイミングを逃す可能性があります。
C脳が高い人は、
友好的で、相手のことを考えます。
そのため、
「推論のはしご」を
周りを見ながら上がっていきます。
周りを見るので、
どうしても、行動が遅れます。
周りとは上手く行くかもしれませんが、
自分が犠牲になりがちです。
D脳が高い人は、
創造的で、イメージ優先です。
そのため、
「推論のはしご」を
一段飛ばして上がって行きます。
早いですが、気がついたら、
違うはしごを登っている可能性があります。
このように考えると
それぞれに、長所と短所があります。
だから、何脳が良い悪いはありません。
大事なことは、
自分の脳のタイプを自覚して、
適切にはしごを登っていくことです。
そのための第一歩は、
自分(の効き脳)を知ることです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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