OKRはビジョンになる

前回のブログで、
OKRを導入する会社が増えている
ということを書きました。

 

『なぜ、OKRを導入する会社が増えているのか?』

なぜ、OKRを導入する会社が増えているのか?

 

簡単に言うと、
OKRを導入すると
会社としてやることが明確になる
という話でした。

 

OKRを設定する時のポイントは、
Objective(目標)1つに対して
Key Results(主要な結果)は
3~5つにするということです。

 

 

人が日常的に意識できることは、
3つぐらいだと思うのです。

 

3つぐらいに絞っておくと
頭の中にイメージとして残ります。

 

イメージとして残れば、
それは「ビジョン」になります。

 

つまり、
その目標をどうやって達成するのか?
の「ビジョン」がイメージできる
ということです。

 

そもそも、
「会社のビジョン」は大きすぎて
日々の仕事をする上では、
イメージできないのです。

 

それに対して、
1つの目標に対して、
3つのやるべきことが明確になれば
具体的にイメージができるようになります。

 

だから、
OKRを設定する時のポイントは・・・

 

3つのやるべきことをやれば、
その目標が達成できるのか?

 

その目標が達成されているとしたら
その3つのやるべきことが
できているのか?

 

これを何度も自問自答することです。

 

これを繰り返すことで
「ビジョン」が明確になります。

 

「ビジョン」というと難しいと
思われるかもしれませんが、
実は「ビジョン」を描くのは
そんなに難しいことではありません。

 

例えば・・・

 

「今食べたいものは何?」
と聞かれた時に

 

『お鮨』と答えたとします。

 

この場合は、
人によって『お鮨』の
イメージがバラバラだと思います。

 

回転ずしだと思う人もいれば、
出前のお寿司だと思う人も
いるかもしれません。

 

ここで、少し、掘り下げてみます。

 

Q「どこで食べる『お鮨』?」

 

A『金沢に行ったときに食べたお鮨』

 

Q「それって、どんなお鮨?」

 

A『のどぐろ巻きというお鮨』

 

Q「のどぐろ巻きってどんなお鮨?」

 

A『あぶったのどぐろを薄切りにした
レンコンと一緒にバリバリの海苔で
巻いたお鮨』

 

ここまで掘り下げていくと
私が食べたいお鮨のイメージが
湧いてきたのではないか?
と思うのです。

 

イメージができたということは
「ビジョン」が描けたということです。

 

このように何度も質問をすることで、
より明確に描けるようになります。

 

だから、大事なことは、
OKRを導入して、
OKRを設定することではありません。

 

OKRを設定するプロセスの中で
話し合うことで、
O(目標)とKR(主要な結果)の
「つながり」をイメージできるように
することです。

 

この「つながる」ことが、
「ビジョン」になるということなんです。

 

社員さんたちが、

こうやって、こうっやて、こうやって
目標を達成するのですね!

と言えるようになることが、
OKRのゴールなのです。

 

ゴールまでのビジョンが
明確になるから
自分達で考えて工夫ができるように
なるのです。

 

よく、教育制度が機能しないとか
他部署との連携がうまくいかない
という相談をいただくことが多いのですが、
それは、ゴールまでのビジョンが
明確になっていないからです。

 

ゴールまでのイメージが明確であれば、
教育が必要であることも分かるし、
他部署との連携も必要だということも
理解できるからです。

 

ゴールまでのイメージの共有なしに
最初から、
教育制度だ!
横断プロジェクトだ!
とやるから上手くいかないのです。

 

いつもブログに
組織を変えるには順番がある
と書いていますが、
OKRを導入することで、
結果として、教科書通りに
組織作りが可能になると考えています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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