なぜ、思ったことを言えないのか?

昨日のブログで、
自分が成長したいのであれば
行動で示すことが大事だということを
部下に教える必要があると書きました。

 

どうして、こんなことまで
部下に教えなければならないのでしょうか?

 

それは自分で決められないからです。

 

当たり前の話ですが、
意思表示というのは決断が必要です。

 

つまり、自分で表現しようと決めて
表現するということです。

 

だから、自分で決めないと
自己のことを表現できないのです。

 

実は、この自分で決めることが
できない若者が多いです。

 

最近、お客様の会社でも
退職代行が当たり前になってきました。

 

会社を辞めることを
自分では言えずに
弁護士事務所や労働組合に
お金を払って
自分の代わりに退職の意思表示を
してもらうのです。

 

私からすると、
会社を辞めることぐらい、
自分で言ったらいいじゃないか?
と思いますが、

 

引き留められたりすると、
辞めさせてもらえないとかで
自分では言わないそうです。

 

引き留められたって
辞めると言えばいいだけなのに、
それができない・・・

 

これも、意思表示の問題です。

 

どうして、こんなに
意思表示ができなくなっている
のでしょうか?

 

それは・・・

 

自分が意思表示をしなくても
周りが意思表示をしてくれていたからです。

 

親が子供に失敗させまいとするあまり、
子供が意思決定する前に、
親が意思決定をしてまうのです。

 

自分が決めなくても、
親が決めてくれるので、
自分で意思決定する能力が
身に付かないまま
社会に出てしまっているのです。

 

そのため、社会人になっても、
自分で意思決定ができないのです。

 

当然、会社には親がいないので、
自分で意思決定をしなければならない
はずなんです。

 

しかし、会社でも、
部下が意思決定することに待てない
上司が意思決定をしてしまう・・・

 

これまで、
意思決定に慣れていないので、
すぐに意思決定できるようになりません。

 

上司も忙しいですから、
部下が決めないのであれば、
上司が決めてしまう・・・

 

その結果、会社でも
意思決定の能力が身に付きません。

 

しかし、さすがに、
会社を辞める意思決定は、
上司はしてくれないので、
退職代行に相談するという訳です。

 

退職代行の相談に行けば、
弁護士事務所や労働組合は
退職しないと仕事が受注でなきないので、
退職に向けて背中を押すと思います。

 

そうなると、
自分で決めるキッカケは作ったとしても、
ヒリヒリとする意思決定をしないまま、
意思表示をすることになります。

 

こんな風に意思決定ができない人
というか、意思決定から逃げる人が
増えているのだと思います。

 

いつもブログに書いていますが、
リーダーは、できるか?どうか?別にして、
やると決める人のことです。

 

意思決定ができないと、
リーダーにはなれません。

 

リーダーになれる人材がいない
というのは、
意思決定ができなる人材がいない
ということです。

 

リーダーを育てたければ、
意思決定させることです。

 

ヒリヒリした意思決定を経験することなく
リーダーが育つことはありません。

 

小さなことからでもよいので、
意思決定させることが
人を育てることになります。

 

その第一歩が、
自分の思ったことを言うことです。

 

もちろん、
言える環境を作ることも大事なんですが、
自己表現することが、
自身の成長につながることも
伝える必要があると思うのです。

 

そんなことまで伝えないといけないのか?
と言われそうですが、
ここまで、そのように育ってきた人が
何もしないで変わるはずはないと
思うんですよね?

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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