タレントマネジメントはチームビルディング

昨日はチームビルディング経営塾8期
の第一日目でした。

 

これから6ヶ月に渡り、
組織作りの基礎を学びます。

 

いつもブログに書いていますが
組織の成果は
「人材力」×「組織力」×「関係力」です。

 

この3つが機能することで
組織の成果が生まれます。

 

具体的に説明すると・・・

 

今夜、サッカー日本代表の試合が
ありますが・・・

 

今は以前では考えられないぐらいの
選手が海外で活躍していて
能力を磨き、経験を重ねています。

 

これが「人材力」です。

 

次に、戦略面で不安があった
森保監督ですが、
前回のワールドカップでの
”死んだふり作戦”以後、
戦略的なサッカーを展開しています。

 

フォーメンションや約束事によって
意図をもって、攻撃も守備も
するようになりました。

 

これが「組織力」です。

 

次に、これも海外に行く選手が
増えたからでしょうか?

 

積極的に選手同士が、
コミュニケーションを取るようになりました。

 

ピッチ上でも、
選手同士が話し合って
ポジションを修正できるようになりました。

 

これが「関係力」です。

 

「人材力」×「組織力」×「関係力」で
組織の成果が最大化されます。

 

ここで大事なのは、順番です。

 

「人材力」が最初に来ます。

 

そもそも、「人材力」がなければ、
意図をもった攻撃や守備ができません。

 

三苫選手がいるからサイドが活きるし、
冨安選手がいるからディフェンスが安定し
攻撃が活性化するみたいな話です。

 

今回は、三苫選手は
参加していないようですが、
選手層が厚い(人材力がある)ので、
今いる選手でも十分に成果が出せる
戦略(組織力)を実行できると思います。

 

そういう意味で、
今のサッカー日本代表の強さは、
「人材力」の強化によるものです。

 

さて、これを会社に当てはめると
どうでしょうか?

 

うちの会社には
どんな「人材力」があるのでしょうか?

 

これが「タレントマネジメント」と
言われているものです。

 

ここ数年、人事の世界では、
「タレントマネジメント」が大事だと言われ、
大手企業を中心にシステムが導入されています。

 

ここであらためて、
「タレントマネジメント」の定義を確認すると

従業員一人ひとりが持つ
能力やスキル、経験といった情報を、
採用や育成、配置に活用することで
企業の成長につなげていく人材マネジメント

のことです。

 

もし、システムによって
能力やスキル、経験といった情報を
管理しているだけなら、
それは「タレントマネジメント」ではありません。

 

単なるタレント「管理」です。

 

タレントによって成果を出そうするなら、
「人材力」×「組織力」×「関係力」
つまり、チームビルディングの考え方が
必要になります。

 

私のお客様は中小企業が多く
システムは入っていませんが、
効き脳によってメンバーの「強み」を把握し
OKRによって役割や目標を設定し、
会議や1ON1によって関係力を高めているので、
「タレントマネジメント」をやっています。

 

というか、現実的に「人材力」が弱い
中小企業だからこそ、
「タレントマネジメント」をしないと
成果を出すことが難しいです。

 

私は「タレントマネジメント」という
言い方はしませんが、
チームビルディングとして
結果として同じ事をやっているわけです。

 

そして、これを体系化して
6ヶ月間で、お伝えしているのが
チームビルディング経営塾です。

 

人事の分野は
ファッションのように流行があって、
次から次へと新しいものが
出てくるのですが、

 

原理原則は変わらないので、
流行に左右されず、
原理原則を学ぶことが大事だと思っています。

 

今期のチームビルディング経営塾も
学習欲の高いメンバーが集まっているので
より質の高い学びになると思います。

 

これから6ヶ月、
楽しく学んでいきたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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