隣りが何をやっているのか?分からない問題

組織のコンサルティングをしていて
よくいただく相談が、
部署間の関係性がよくない
ということです。

 

営業部と製造部だったり・・・
製造部と物流部だったり・・・

 

各部署に理想の状態があって、
その理想の状態がそれぞれ違っていて
それが相反していることが多いです。

 

自部署の理想的な状態を
実現しようとすると、
お互いが譲らないということが
起きます。

 

それは、ある意味、当然で、
理想の状態がそれぞれ違っていれば、
それぞれ、対立します。

 

でも、それは、
対立したくて対立している
のではなくて、
相手の部署の理想の状態を
知らないだけです。

 

知らないから
自分たちのやりたいことを
邪魔しているようにしか見えないから
対立するのです。

 

だから、その解決策としては、
まず、お互いが話し合って、
誤解を解くことです。

 

しかし、
ただ話し合うだけでは不十分で、
何を実現したくて何をしたいのか?
を知る必要があるのです。

 

何を実現したくて何をしたいのか?

 

それは「目的と目標」です。

 

実は、目的と目標がつながれば、
「ビジョン」になります。

 

「ビジョン」は映像です。

 

映像として見えれば、
イメージが広がります。

 

イメージが広がれば、
相手部署が何をしたいのか?
何に困っているのか?
がわかります。

 

つまり、
隣りが何をやっているのか?
分からない問題は、
「ビジョン」が描ければ、
解決するのです。

 

そして、そうなるためには、
OKRが有効です。

 

なぜ、OKRを導入する会社が増えているのか?

 

OKRを導入すると
全社共通のO(目的)と
実現するためのKR(目標)が
明確になります。

 

そうすると、
お互いのKR(目標)が
同じO(目的)とつながっている
ことが理解できます。

 

例えば、
営業部が単価を気にするのは、
利益確保のためだったんだ!とか

 

製造部が納期を気にしているのは、
不良品を減らし、利益を確保する
ためだったんだ!とか

 

何のために何をしているのか?
がわかれば、
自分の邪魔をしているわけで
ないことがわかります。

 

結局、
他部署との関係性が良くない
という問題は、
関係性の問題ではなくて、
「目的と目標」の共有の問題なのです。

 

関係性が悪いと言うと
関係性をどうにかしようとするのですが、
必ずしもそうではないということ
なんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

【2023年11月19日(金)と28日(火)】開催

チームビルディングの仲間がセミナーをやります!

10の質問に答えるだけで
組織で起こっている問題を解決できる
「社員が辞めない会社の作り方セミナー」

https://sokoage.net/shindancheckseminar/

若手や中堅社員が仕事への熱意を失っているようで、
離職者が増えている

特に20~30代の若手社員のモチベーションが低く、
組織に貢献しようとする意欲も低そうだ

管理職のマネジメント力にも問題があると感じているが、
どのようにしてマネジメント力を上げたら良いかわからない

このような悩みを抱えている経営者の皆さんに
職場体験ワークを使って、組織の構造的な問題を
分かりやすく解説します。

詳しくは、コチラから
https://sokoage.net/shindancheckseminar/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です