真の自分に対する恐怖

先日、チームビルディングの勉強会で
コーチングの基礎について学びました。

 

コーチングは、
いつも、コンサルティングで使ったり
ブログに書いたりしています。

 

なんなら、コーチング契約も
いただいています。

 

だから、できているつもりでした。

 

しかし、今回、
基礎を学べば学ぶほど、
できていないことが
明らかになってきました。

 

例えば・・・

 

これまで何十回と研修で使っている
コーチングシートの質問例を
3分で暗記して書くというワークで、
半分ぐらいしか書けない・・・

 

コーチングで使っている質問を
書き出してみましょう!というワークで、
素早くたくさん書けない・・・

 

こんなはずはない・・・

 

できない自分と向き合うことに
「恐怖」を感じるようになってきました。

 

実は、学習するうえで
「恐怖」に向き合わざるを得ません。

 

その時の「恐怖」は3つあります。

 

①弱点に対する恐怖
②失敗に対する恐怖
③真の自分に対する恐怖

 

順番に説明したいと思います。

 

①弱点に対する恐怖
自分に弱点があることが分かった時に
感じる恐怖です。

 

自分の弱みを見せてはいけない
自分に苦手なことがあってはいけない
という思い込みによるものです。

 

何でも完璧にやろうとすると
この「恐怖」で動けなくなります。

 

ただ、これは、
人には強みも弱みもあるということが
分かっていると、克服できます。

 

他の強みでカバーすればいいのです。

 

そういう意味では、
そんなに怖くありません。

 

次に・・・

 

②失敗に対する恐怖
失敗した時に感じる恐怖です。

 

失敗したら、
怒られるとかバカにされる
という外的な要因もあれば、
失敗は許されないとか、悪いことだと
思い込んでいる内的な要因もあります。

 

誰しも、失敗はあるし、
上手くいくためには、
失敗はつきものなんですが、
誰しも失敗に対する恐怖はあります。

 

頭では分かっていても
克服するのは難しいです。

 

内的な要因はまだしも
外的な要因を解消するのは難しいです。

 

最後に・・・

 

③真の自分に対する恐怖
自分ができると思っていたり、
得意だと思っていたことが
本当はできないという分かった時に
感じる恐怖です。

 

これが、一番厄介です。

 

人は見たいものしか見ません。

 

見たくない現実は見ようとしません。

 

こんなはずはない・・・

 

できない自分に向き合おうとしません。

 

それは意識して場合もあるし、
無意識にしている場合もあります。

 

経験を積んだり、
ある程度、学んだりして、
自信がつけばつくほど、
自分ができないという現実を
受け止められなくなります。

 

しかし、
できるようになったと思っても
それは相対的なもので、
上には上があります。

 

無知の知という言葉がありますが、
学ばば学ぶほど、
自分が分かっていなかったことに
気付きます。

 

そういう意味は、
学んでいる中で「恐怖」を感じる
というのは、
順調にステップアップしている
という証拠なんですが、
怖いものは怖いです。

 

ただ、学ぶ時に、
「恐怖」を感じるものだということが
分かっているだけでも、
受け止めやすくなるのだと思います。

 

ここを乗り越えないと、
次の成長はないんです。

 

また、教える側として、
ある程度、学んでいる人に
さらに学んでもらおうという時に、
相手が「恐怖」を感じているかもしれない
ということを理解しておくことが
必要なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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