会議はピリッとしないとダメなのか?

先日、お客様の会議に
参加してきました。

 

関わった当時は
参加メンバーからなかなか
意見も出なくて
私が司会をしていました。

 

関係性ができていないと
みんなの前で思ったことを
言えません。

 

だから、2人1組にして
話をしてもらってから
話したことを発表してもらう
なんてことをしていました。

 

そんな組織も、今では、
前もって打ち合わせをして
私がアジェンダーを作るだけで
あとは、会議の進行は
メンバーでできるようになりました。

 

先日の会議も
来年度の事業計画の話でしたが
メンバーそれぞれが
思ったことを言い合って
事業計画について合意が
取れました。

 

私は見ているだけでしたが、
時折、冗談を言い合いながら
和やかな会議でした。

 

そんな会議に
定年間近なベテラン社員さんが、
参加されていて、

 

会議が終わった後に
リーダーに
「会議がピリッとしてないね!」
と言って帰ったそうです。

 

なるほど…

 

たしかに
ピリッとしてないですね!

 

でも、
会議はピリッとしてないと
いけないのでしょうか?

 

それは、
会議の目的によると思います。

 

言い方は悪いですが
脅して行動させたいなら
ピリッとしていた方が良い
と思います。

 

しかし、
それぞれのアイデアを出し合って
来年度の事業計画について
合意形成をするなら
言いたいことを言えた方が良い
と思います。

 

ピリッとした方がよいというのは
会議をやる側の自己満足です。

 

なんか、ピリッとした方が
伝わった感があるじゃないですか?

 

でも、ピリッとするって
反応しているだけで、
合意形成できているとは限りません。

 

会議に集まっている目的は
ビジョンの共有だと思っています。

 

チームで動く時に
人と人は違うので
それぞれゴールのイメージは
バラバラです。

 

それだと、
力が分散するので
成果を出すのにロスが増えます。

 

それぞれ言いたいことを言い合って
同じイメージを持って動けるように
なることが必要です。

 

そのためには、
お互いの背景にあるものを出し合って
完全に納得できなくても、
「あなたがそこまで言うならやりましょう!」
とお互いに言えるようになることだと思います。

 

今のメンバーは
ピリッとしないかもしれませんが、
「あなたがそこまで言うならやりましょう!」
とお互いに言えるようになってきたので
チームとして成果が出せると思います。

 

成果を出すのは
会議の参加メンバーです。

 

彼らが気持ちよく動けるようになるのが
ゴールだと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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