結局、何も変わらない?

自民党議員による裏金問題の
着地点が見えてきたように思います。

 

政治家の皆さんが
あまり慌てていないところを見ると…

 

会計責任者が
収支報告書への不記載による
違法行為を行ったとして罰せられて
終わりなんじゃないでしょうか?

 

たしかに、キックバックのお金を
雑所得として処理していなければ、
脱税の罪に問われる可能性はありますが、
金額的に数千万円なので、
脱税で政治家自身が逮捕されることは
ないと思います。

 

大騒ぎをしているわりには、
更迭されただけで、議員を辞めるわけでもなく、
次の選挙で当選すれば、
禊は済んだ!とばかりに、
今まで通り、何も変わらないだと思います。

 

結局、浅く谷をくぐっているから、
何も変わらないのです。

 

組織を変えるコンサルティングを
している時にイメージしているのは、
この谷の「深さ」です。

 

谷が深ければ深いほど、
変化の量は増えるので、
成果が大きくなります。

 

しかし、谷が浅いと、
変化の量が少ないので、
成果が上がりません。

 

では、谷が深い方がいいじゃないか?
と思われるかもしれませんが、
谷が深ければ深いほど、
組織が壊れやすくなります。

 

今回の裏金問題も、
議員の逮捕者が出るぐらいの
インパクトがあれば、
政治も大きく変わるのでしょうが、
現行の政治体制が壊れるかもしれません。

 

果たして、
検察がそこまでの覚悟を持てるか?

 

そうなんです。

 

組織をコンサルティングをする時も同じで、
大きく変えようとするあまり、
踏み込みすぎると、組織が壊れます。

 

組織を変えるのに、
組織が壊れてしまったら、
元も子もないので、
むやみやたらに、踏み込めません。

 

ただ、踏み込まないと
組織は変わりません。

 

そう考えた時に、
踏み込むか?踏み込まないか?は、
メンバーがビジョンとミッションを理解していて
その実現にコミットしているか?
によって判断します。

 

ビジョンにコミットしていれば、
谷の中でも進んでいける力が生まれるし、
ミッションにコミットしていれば、
谷を底を支えることができます。

 

だから、大事なことは、
谷をくぐる前に、
メンバーにビジョンとミッションを
コミットしてもらうことです。

 

メンバーにビジョンとミッションへの
コミットがないまま、谷に入ると、
谷の底で、推進力を失い、
谷の底が抜けます。

 

底が抜けるというのは、
組織が壊れるということです。

 

組織を壊すなんて簡単に言いますが、
組織が壊れたら、大きな損失が出ます。

 

だから、実際は壊せないのです。

 

結局のところ、
組織が大きく変われないのは、
ビジョンとミッションへのコミットがないからです。

 

ただ、変わらないことを選択した組織は
衰退の一途をたどります。

 

組織は何も変わらないように見えて、
実は、ダメージを受けています。

 

何も変わらない組織などないのです。

 

本当に、組織が危機的な状態になると
ビジョンもミッションも見えなくなります。

 

そうなってしまうと、
変わりたくても変われません。

 

組織に体力があるうちに
リーダーが、メンバーに
ビジョンとミッションをコミットしてもらい、
組織を変えることが大事です。

 

そういう意味では、
組織が生き残れるか?は、
リーダーにかかっているのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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