なぜ、私と一緒に仕事をすると成果が上がるのか?

前回のブログで
「教えて下さい!」と言えることが
成長に大事だと書きました。

 

前回のブログは、
東京スカイツリーの工事の話で、
鳶工事の会社、3社が、
一緒に仕事をすることで、
お互いに学び合い、成長した
という話でした。

 

「教えて下さいと言えますか?」

教えて下さいと言えますか?

 

実は、人というものは、
一人で仕事をするよりも、
他の人と一緒に仕事をした方が
高い能力が発揮できるものなのです。

 

これは、感覚的なものではなくて、
学術的に証明されています。

 

以前も紹介したことがあると思いますが、
成人発達理論による「能力の成長」
という本の中にこんなことが書いてあります。

 

 

能力レベルには、
「機能レベル」と「最適レベル」があります。

 

「機能レベル」とは、
他者や環境からの支援なしに
発揮することができる
自分が持っている
最も高度な能力レベルのこと

 

「最適レベル」
他者や環境からのサポートによって
発揮することができる
自分が持っている
最も高度な能力レベルのこと

 

能力レベルは、
「機能レベル」をベースにして
「最適レベル」が積み上がります。

 

 

つまり、一人で仕事をするよりも
他者や環境からのサポートがあったほうが
高い能力を発揮できるということです。

 

そのことを
ハーバード大学教育大学院教授
カート・フィッシャー氏が理論として示しました。
(ダイナミックスキル理論と言います)

 

さらに、
カート・フィッシャー氏の理論によると
この「最適レベル」は、
年齢を重ねるごとに高くなるというのです。

 

どういうことか?というと、
年齢を重ねれば重ねるほど
人からの支援があった方が能力が発揮できる
ということです。

 

一般的には、年齢を重ねると
他者からの支援が必要でなくなる
と思いがちですが、実はそうではなかった
ということです。

 

組織コンサルティングに入ると
社長さんや経営幹部の方から
「瀧田さんに入ってもらったお陰で成果が上がった」
ということを言っていただきます。

 

ありがたいお話ですが、
カート・フィッシャー氏の理論からすると
当たり前の話なのです。

 

だから、私がスゴイというよりも、
ある程度の能力が発揮できていも、
他者からの支援を受けることを選択した
社長さんや経営幹部の方がスゴイのです。

 

この本の著者 加藤洋平氏は
このように書いています。

 

私たちは、成人期を迎えたからといって
他者からの支援が不要になるのではなく、
むしろ、支援を必要とするということを
よく理解して下さい。

 

これも、以前、ブログに書きましたが、
人は無能になるまで出世します。

 

自分の能力の成長が止まったところが
自分の限界です。

 

自分の限界を引き上げるために
成長を続けなければならないし、
成長を続けるためにも
他者の支援を得られるようにしておく
必要があるのです。

 

今週木曜日、4月18日から、
チームビルディング経営塾9期が始まります。

 

5名の経営者、経営幹部の方が
6ヶ月間、一緒になって学びます。

 

また、
卒業した経営者、経営幹部の方も、
再受講として参加されます。

 

私がチームビルディング経営塾を
続けているのは、
私自身も、経営者、経営幹部の方も
一緒に学び合える「場」が必要だと
考えているからです。

 

無能になりたくなければ、
学び続けるしかないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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