先日、お客様の社長さんと
話をしている時にこんな話になりました。
AIの導入コンサルティングを入れて
業務改善を進めているのですが
なかなか成果が出ないんです。
どんなところが
上手くいっていないのか?
聞いてみました。
すると、半年もやっているのに、
AIのコンサルタントの方が
うちの社員がExcelを
使いこなせていないことを知らなかった
というのです。
先日、導入会議の中で、
社員とコンサルタントとの話が
噛み合っていないのが気になって
お互いの話を整理したら
VLOOKUP(ブイルックアップ)が何か?
社員が分かっていないことが
判明したそうです。
それって、そもそも、
AIではなくてExcelの話ですよね!って・・・
AIのコンサルタントの方は
社員さんがVLOOKUPを
分かっている前提で話をしていたのです。
これは前提を共有していない
ということです。
この前提とは何か?というと、
「人材力」です。
「人材力」とは、
その人が持っている知識や
スキルや能力や技術です。
当たり前の話ですが、
「人材力」は人によって異なります。
今回の件でいうと
AIのコンサルタントの方が
相手の「人材力」を意識しないまま
コンサルティングをしていた
という話です。
これは、私の感覚ですが、
「人材力」を意識してコンサルティングしている
コンサルタントの方は少ないと思います。
この会社さんには、
私がチームビルディングをお伝えしているので
「人材力」という概念がありますが、
多くの人には、
「人材力」という概念がありません。
コンサルタントに限らず、
教える立場の人は、
自分が上手くいったやり方を教えます。
それはそうです。
自分が上手くいったやり方には
自信があるからです。
しかし、ここに落とし穴があります。
それは、
教える人自身の「人材力」があったから
成果が上がったということです。
「人材力」が違う相手に
同じやり方を教えても
同じ成果が出るとは限りません。
先日のブログで、
人に良い悪いはなく、
違いがあるだけと書きました。
左利きの人に右手で字を書かせて、
遅い、汚いと責めても意味がありません。
「人材力」も同じです。
VLOOKUPを知らないのは、
良い悪いを言っても仕方がなくて、
スキルが違うだけの話です。
だから、相手の「人材力」を前提に
教えていく必要があるのです。
今回の件でいえば、
AIの使い方よりも先に
Excelの使い方を
教える必要があったのです。
相手の「人材力」が分かっていなければ、
いくら優れたやり方を教えても
成果は出ないのです。
つまり、
相手のことを知ろうとすることなしに
人に教えることはできないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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