監督にはファシリテーション力が必要！

カタールワールドカップ
ブラジル対クロアチア

クロアチアに惜敗した日本としては
クロアチアがブラジルをどこまで
通用するのか？を知りたくて、
昨晩、見ていました。

さすがのブラジルも
クロアチアの粘り強い守備に
悩まされていましたが、
延長戦前半で、
見事なネイマールのゴール！

さすがブラジル！と思っていたら
延長後半で、クロアチアが
ブラジルの攻撃をかいくぐり
ワンチャン決めて、同点！

あきらかに、
ブラジルの戻りが遅かったですね！

そのまま、同点で延長戦終了

PK戦へ・・・

勝ったつもりで追いつかれた
失意のブラジル

PKには絶対の自信がある
クロアチア

こうなったら、
勝負あったという感じです。

クロアチアは、1人目、2人目と
ど真ん中に蹴って決めました。

守っては、
南野、三苫、吉田を止めた
GKのリバコビッチが
ブラジルの一人目のキックを
止めました。

明らかに、
クロアチアはPKの研究をしている
と思います。

クロアチアの勝ちパターンです。

そりゃ、日本が勝てない訳です。

PKになってから
キッカーを決める日本

PKになれば勝てると思っている
クロアチア

試合内容は互角でも
PKまで含めた試合全体を考えている
のだから、かないません。

そこまで考えてチーム作りをしている
クロアチアの監督のすごさを感じます。

どこまで想定をして準備をするのか？

これは、
組織のコンサルティングをする時に
いつも考えていることです。

組織のコンサルティングをする時は
月に１回か、2回の会議に参加します。

その会議で
チームの力を引き出すためには
どのように進めていくか？

ある程度のイメージをもって
会議の流れをデザインする
必要があります。

これが「ファシリテーション」です。

「ファシリテーション」というのは、
行き当たりばったりで
会議を進行するのではなく、
メンバーに腹落ちさせながら、
合意形成していくスキルです。

そのためには、話し合いの中身を
コントロールするのではなく、
話の流れをコントールする必要があります。

「ファシリテーション」については
この本で学びました。

「ファシリテーションの教科書」

この本に書いてあるのは、
ファシリテーションに必要なことは、
「仕込み」と「さばき」です。

「さばき」というのは、
会議の中で意見を引き出したり、
話をさせたり、話をまとめたり、
会議を進めて行くスキルです。

臨機応変に流れを作る
必要があります。

しかし、
人は同時にいくつものことは
できないので、
あらかじめ、会議の流れを
イメージしておく必要があります。

それが「仕込み」です。

こうなったら、こうしよう！
とあらかじめ決めておくことです。

そうすることで、
話し合いがてんぱった時も
冷静に進めることができます。

だから、会議の前に、
できるだけ情報収集をして、
話し合いの流れを作っておく
必要があります。

ただ、想定通りに進むとは
限らないので、
そこは「さばき」で乗り切ります。

こういう感じで
「仕込み」と「さばき」で
会議を進めていくのです。

今回のクロアチアの試合をみて、
「仕込み」と「さばき」が
見事だったと思いました。

あらためて、
チームの力を引き出して
成果を出すためには
ファシリテーションが力が
必要だと思いました。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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