前回のブログで
無茶ぶりをしているから目標が達成できない
ということを書きました。
今回もOKRについて
もう少し書きたいことがあるので
書きたいと思います。
前回のブログのように
社長さんに、Oを決めて
社員さんと一緒にKRを考えて下さい
とお願いをすると、
こんな答えが返ってくることがあります。
こんな難しいことは
うちの会社には無理ですよ!
なるほど・・・
OKRなんて英語っぽく言われると、
難しく感じるのは分かるような気がします。
しかし、OKRが組めないなら、
そもそも、どうやって
目標を達成するのでしょうか?
OKRというのは、
なにか特別なことではなく、
目標をどのように達成するのか?を
言語化したものです。
目標を達成するのに、
「これ」と「これ」と「これ」はやろうね!
という話です。
OKRが組めないというのは、
目標をどうやって達成するのか?
を説明できないということです。
会社がどうやって達成するのか?
を説明できない目標を
社員が達成できるのでしょうか?
もし、説明できないのだとしたら、
それは難しいことをやりすぎているのです。
人はイメージできないことはできません。
その目標を達成するには、
その前提となる別の目標があるはずです。
まずは、それを目標とすべきです。
私が、社長さんから
会社がやろうとしていることを
ヒヤリングする時に考えるのは、
それをできる人がいるのか?
ということです。
戦略を考えるのは自由です。
しかし、その戦略を実行するのは、
会社にいるメンバーです。
もし、会社にいるメンバーの中に
その戦略を実行できる人がいないなら
その戦略は実行できません。
OKRを社内で設定する時に、
KRを社長と一緒に考えられる社員がいないと
TODOに下ろせる人がないので、
KRで示す基準をクリアできない
というわけです。
つまり、無理ゲーです。
SSR理論が、
人材力×組織力×関係力として、
人材力から始まっているのは、
人材力を超える
戦略(組織力)は実行できないからです。
人材力が低いのであれば、
人材力に見合った戦略を実行しながら、
人材力を高めていくことが必要になります。
社長がやりたいことって
だいたいは難しいことです。
難しいことをやろうとするには
人を育てておかないと
やりたいことは実行できないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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