どうして人を育てられないのか?

前回のブログで、
人を育てるには、
どんなステップでできるようになるのか?
を上司が説明できないといけない
と書きました。

人を育てられない原因は
ここにあると思っています。

できる人はイメージがわくので、
ステップなんか関係なくできてしまいます。

だから、自分が、
どのようにできるようになったのか?
を説明できません。

これでは、自分ができても、
人に教えることはできません。

プラモデルをイメージしてもらえば
分かりやすいと思います。

プラモデルの箱には
パーツと説明書が入っています。

説明書を見ながら、
書いてある順番に
パーツを組み立てれば、
プラモデルが完成します。

最近のプラモデルは、
パーツが細かく色分けされているので
複雑です。

説明書を見ないと
プラモデルは作れません。

人を育てられない人は、
説明書も渡さずに、
パーツだけで作れ!と言っている
ようなものです。

箱に完成した絵が
書いてあるのだから作れるでしょ!
という感じです。

自分は作れるのだから
みんなも作れるはずだと
思っているのです。

パーツだけ渡された方は
無理ゲーです。

何をどこから手をつけて良いのか?
分かりません。

仕事ができるようになるのも
同じだと思っています。

最初は、簡単にできるところから
教えていきます。

最初は、簡単だから、
教えなくても、できるようになります。

このレベルでは、
教えるのに上手い下手はありません。

見よう見まねで、
できるようになります。

しかし、
ある一定のレベルの仕事になると
見よう見まねで、
できるようになりません。

技術や知識が必要になります。

それを必要なタイミングで、
必要な技術や知識を身に付けて
いく必要があります。

前回のブログでは、
それを目標にするという話を
書きました。

チェックポイントです。

できない状態でからできる状態まで、
チェックポイントでつなげることが必要です。

ロボットのプラモデルというと
腕を作って、足を作って、顔を作って、
最後に、胴体にくっつけるみたいな・・・

簡単なところからやっているうちに
コツがつかめるようになる・・・

人と人は違うので、
感覚的なことを言われても
その通りにはできません。

しかし、
チェックポイントをクリアすることは
それぞれのやり方でできます。

また、スピード感は、
チェックポイントのレベルで
調整できます。

育てるのに時間があるなら、
チェックポイントのレベルを
徐々に上げればいいし、
時間がないなら、
チェックポイントのレベルを
一気に上げるしかありません。

しかし、相手の能力に合わせて、
チェックポイントのレベルを設定しないと
いつまで経っても、
次のチェックポイントに行けない
ということが起こります。

相手の能力はどうしたらわかるのか?
質問を受けることがありますが、
何回か教えてできなるようにならないなら、
チェックポイントのレベルが高すぎるのです。

それを、なんで、
こんな簡単なこともできないのか!
と言ったところで、
できるようにならないので、
レベルを下げるしかないのです。

人を育てられない人は
どうも自分に基準があるように思います。

育つのは相手なので
相手の基準で考えないと
いつまで経っても
相手はできるようになりません。

相手の基準は相手にしか分かりません。

だからこそ、コーチングが必要で、
チェックポイントは示しながらも
次の目標を相手に決めてもらうことで
目標が空回りしないようにすることが
大事だと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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