ごめんなさいが言えないと破滅を繰り返す

伊東市の田久保市長が
新たに施行された市の要領に基づき、
高校の学歴証明書などを
提出したそうです。

自ら、大学を卒業していなかったことを
認めたことになると思います。

経歴詐称の疑惑を持たれ、
すぐに謝っていれば
これほどの問題にならなかったと思います。

しかし、謝ることもせず、
本物でない卒業証書まで持ち出して、
過ちを認めませんでした。

今回、高校の学歴証明書を提出した際も、
謝罪したという話もありません。

結局、謝れない人なんだと思います。

人間ですから、間違ったことを言ったり、
適切でない態度を取ってしまったり、
嘘をついてしまうこともあると思います。

そんな時は、素直に
「ごめんなさい!」と言えばいいんです。

「ごめんなさい!」が言えないために、
市議会を解散して、再び選挙を行い、
6300万円の税金を使いました。

ここまでくると、
もはや、誰からも相手にされなくなります。

「ごめんなさい!」と言えなかったことが
人間関係を破滅させるのです。

そのプロセスを論理的に説明しているのが
「U理論」です。

「U理論」は、
マサチューセッツ工科大学の
C・オットー・シャーマー博士によって
生み出された理論で、

ものごとが上手くいくパターンと
上手くいかないパターンを
論理的に説明をしています。

上手くいかないパターンを
「U理論」のプロセスを示すと
次のようになります。

「ダウンローディング」
起こった現象を認識する段階です。
ここがスタートです。

「盲目状態」
無意識に自分が正しいと思っているので、
起こっていることに気が付きません。

「観ない」
自分が正しいと思っているので、
それ以外ものが見えなくなっています。

自分に都合が良いようにしか
見えなくなっています。

「立てこもり」
自分の見え方に固執をします。
自分が正しいことを
必死に証明しようとします。

周りの人の話に耳を貸そうとしません。

「感知しない」
自分に必死なので、
相手のことなんて考えていません。

知らぬ間に相手を傷つけていること
があります。

「しがみつく」
自分の考え方にしがみつきます。
他の考え方は受け入れる余地がありません。

何を言っても、
「でも・・・」という答えが返ってきます。

「不在化・傲慢」
100%私は悪くない!
私のせいじゃない!

完全に他責になります。

自分を棚に上げて相手を批判するので
傲慢になります。

「操る」
周りを自分の思い通り操ります。

感情的になって、周りを巻き込みます。

可哀そうな私を演じます。

「自己欺瞞」
事実をすり替えてなかったことにします。

言っているうちに、
自分でも何が作り話で
何が本当か分からなくなります。

「力の濫用」
権力を振りかざして、
自分と違う意見や反論を押さえつけます。

大声をだしたり、脅したり、
自分の言うことをきかせようとします。

「棄てる」
思い通りにならないので、
関わり合いを捨てます。

話もしなくなり、
相手を避けるようなります。

「殲滅」
相手を倒すことに全力を尽くします。
徹底的に相手を攻撃します。

「破壊」
人間関係は破壊され
修復ができなくなります。

今回も、誤りを認めず、
市議会解散という権力を行使しました。

そして、選挙で負けても、
まるで勝ったかのような表情をしています。

インタビューをしても
まともな答えが返ってきません。

見事なU理論のUの字を描いています。

これは職場でも同じで、
相手の話を聴かず、
自分の意見だけを通そうとすると
このU理論の段階を踏むことになります。

「自己欺瞞」の段階を超えると
自分でも何を言っているのか?
分からなくなるので、後戻りができなくなります。

そうなる前に、立ち止まって、
相手の話を聴いて、
自分が間違っていないだろうか?
相手が言っていることにも一理あるのではないか?
自分が見落としていることがあるのではないか?
と思えることが、必要だと思います。

それができないと、
人間関係は破壊され修復ができなくなります。

そうならないためにも、
自分を客観的に見れるようになる
必要があると思います。

それができない人は、
人間関係の破壊を永遠に繰り返すことに
なります。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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