『今だけ生きる』と『今を生きる』は違う

今日、2026年3月11日で、
東日本大震災から15年が経ちました。

あの時、私は上野にいて、
細いビルがグニャグニャ揺れているのを
タクシーの中から見ていました。

その日、電車が動かなくて、
鶯谷のラブホテルに仲間と泊まって、
翌日の夜、電車で自宅に帰りました。

その後も、原発の問題もあって、
しばらく、不安な日が続きました。

15年も経ってしまうと、
正直、あの時の感情は
薄れていってしまっています。

政府は、南海トラフの発生率を
今後30年以内で、
60〜90%程度以上としています。

だから、今日、起こっても不思議はありません。

でも、どこかで、
そんなことは起こらないのではないか?
と思っている自分がいます。

正直に言うと、
あまり考えたくありません。

人は自分にとって
都合の悪い情報を無視したり、
過小評価するものです。

これを「正常性バイアス」と言います。

あらゆる可能性を考えていたら、
脳がパンクしてしまいます。

だから、
人間は、脳に負担をかけないように
本能的に自分にとって都合の悪い情報を
無視したり、過小評価するように
なっているのだそうです。

だから、考えたくないのも
無理もないのです。

「正常性バイアス」は本能なので、
コントロールすることはできません。

だから、そもそも、
人は最悪の状況は考えられないのです。

では、考えなくてもよいのか?
というと、そうではないと思います。

では、どうすればよいのか?

考えられる範囲でやれることをやる!
ということです。

準備できることはあるのに、
やっていないことはないでしょうか?

緊急連絡先の一覧表を作ろう!
と思っていたのに作っていない・・・

非常食の賞味期限を確認しよう
と思っているのに確認していない・・・

避難連絡方法を確認しよう
と思っていたけど確認していない・・・

できることがあるのに、
していないことがあるのでは
ないでしょうか?

ことが起こってから
〇〇しておけばよかった!
と思っても遅いのです。

だったら、今、できることは、
今、やったほうが良いのです。

結果は起こってみないと分かりません。

ただ、分からないからと言って
思考停止になるのではなく、
できることからやることが大事です。

そして、できることだけやったら、
それ以上は考えない!

考えても仕方がないことは
考えても仕方がないのです。

今後30年以内で、
60〜90%程度以上ですから、
30年間、起こらない可能性は多くても40%程度です。

私は、今、54歳ですから、
30年間、心配しているうちに
人生が終わってしまいます。

だったら、できることをしたら、
あとは考えないことが大事です。

コントロールできないことを考えても
意味がないのです。

でも、今という時間をどう過ごすか?は
コントロールできます。

だから、できることをしたら、
今を最大限に楽しむことです。

ただ、「今を楽しむ」ことは
「今だけを生きる」ことではありません。

「どうせ何が起こるか分からない」
「先のことを考えても意味がない」
と、未来を考えることをやめてしまうと、
30年間、同じ毎日を繰り返すだけになります。

これは、前回のブログに書いた
若者が仕事に興味を失っている状態です。

先が見えない時代だから、
30年後の自分よりも
今日の自分を大切にしたい・・・

その気持ちは分からなくもありません。

でも、「今を楽しむ」ためにこそ、
できることを増やすことは必要なのではないか?
と、私は思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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