やらかした時はとにかく手放す

昨日、お客様の会社に訪問した後に
友人と情報交換する約束をしていました。

緊急事態宣言もあって
飲食店は遅くまでやっていないので
18時から19時まで１時間で！
という話になっていました。

コンサルティングが終わって、
その後の予定もあるので
18時前までということで、
打ち合わせをしていました。

そうしたら、どういうわけだか、
私の頭の中で18時は19時に
書き変わっていました・・・

19時に待ち合わせの場所に行こう！
と思って、携帯をみたら、
その友人からメッセージが・・・

「待ってますよ～！」

寒空の中、
1時間も待たしてしまいました。

やってしまいました・・・

さすがに、すでに
お帰りになったということでしたが
私が事故にあったのではないか？
という心配までして下さって、
言葉もありませんでした。

私は、
会うのも楽しみにしていたし
教えて欲しいこともありました。

決して、
軽んじていた訳ではないのですが、
結果が全てです。

100％私の落ち度です。

こういう時は・・・

全てを手放すことです。

そうしないと、
ろくなことになりません。

手放さないとどうなるのか？
と言うと・・・

自己弁護が始まります。

自分がこんな失礼なことを
するはずがない！

こんな失礼なことをするには
相当な事情があったのだ！

相当な事情があったのだから
相手に迷惑をかけても仕方がない！

しかし、これって、
相手にしてみれば関係のない話です。

ここで自分が自分勝手であることに
気付くことができれば、
妄想は止まります。

今回は、優しい言葉をかけていただき、
止めることができましたが…

もし、ここで、
止めることができないと、
今度は、相手を攻撃し始めます。

これくらい許してくれないなんて
相手がどうかしている！

申し訳ないと思っているのに
許されない私は被害者だ！

こんな理不尽が許されるはずもない
もう会うのはやめよう！

絶交だ！

完全に一人芝居です。

このように
妄想が止まらなくなることを
「U理論」で上に行くという
言い方をします。

自分の過ちを認められないと
上に行きます。

あらためて、
プロセスを示すと
次のようになります。

「観ない」
相手より自分

↓

「感知しない」
この問題は私の問題ではない

↓

「不在化・傲慢」
相手だって悪いんじゃないか？

↓

「自己欺瞞」
私だって被害者だ！

↓

「棄てる」
もうどうでもいい！

↓

「破壊」
絶交だ！

「ごめんなさい！」が言えない人は
このプロセスをたどります。

そして、
「不在化・傲慢」より先に行くと
よっぽどのことがないと
戻れなくなります。

人間だれしも
自己防衛反応があります。

無意識に自分を守ろうとします。

しかし、
自分を守ろうとする結果、
相手を傷つけます。

自分を守ることに必死になると
相手を傷つけていることに
気付けなくなります。

これが危険なんです。

気付かないうちに
信用も信頼も失っていく・・・

本能として、
自己を防衛しようとすることは
仕方のないことですが、
いかに手放すか？が大事なのです。

やらかした時はとにかく手放す！

素直に「ごめんなさい」と
言うことが大事ですね！

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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