安心・安全・ポジティブだからって何でも言っていい訳じゃない!

ある会社で社員さんと面談をしている時に
社員さん(Aさん)とこんなやりとりがありました。

 

社員さん
「たきたさん、うちの会社、
安心・安全・ポジティブじゃないんです…」

タキタ
「どういうことなんですか?」

社員さん
「実は、社長に怒られまして…」

タキタ
「どんな場面ですか?」

社員さん
「会社の問題点を指摘したら、
怒られたんです。」

タキタ
「どんなことですか?」

社員さん
「社長の考えていることが
わからない!と言ったんです。」

タキタ
「あら、それは言いましたね!」

社員さん
「社長は安心・安全・ポジティブが大事だ!
と言っているのに、全然違うんです!」

タキタ
「それって、社長さんにとっては
安心・安全・ポジティブなんですかね?」

社員さん
「えっ?」

タキタ
「いや、だって、
自分が安心・安全・ポジティブでも、
相手も安心・安全・ポジティブでないと、
結果として、
安心・安全・ポジティブではないですよね!」

社員さん
「じゃぁ、どうすればいいんですか?」

タキタ
「Aさんはどうなればよいのですか?」

社員さん
「社長の話を理解したいです。」

タキタ
「では、社長の話を理解するために
社長に望むことはなんですか?」

社員さん
「社長に、分かりやすく話して欲しいです。」

タキタ
「じゃ、そう言えばいいんじゃないですか?」

社員さん
「えっ?それだけですか?」

タキタ
「社長に何と言って、怒られたのですか?」

社員さん
「社長の話が分からないと…」

タキタ
「それって、社長さんにとって
安心・安全・ポジティブですか?」

社員さん
「・・・」
「社長は私が責めていると思ったの
ですかね?」

タキタ
「それは社長さんに聞かないと
分からないですが、
怒ったところをみると
不快だったのかもしれませんね! 」

社員さん
「つまり、私が安心・安全・ポジティブで
なかったということですね!」

こんな感じのやり取りでした。

 

研修で安心・安全・ポジティブと言うと、
「何を言ってもいい!」
「無礼講だ!」みたいな
誤解されるのですが、

それは言う方だけでなく、
言われる側も
安心・安全・ポジティブでなければなりません。

 

だから、
この安心・安全・ポジティブを
教えてくれた和仁先生は

安心・安全・ポジティブな

と、あえて「」という一文字を
つけているのだと思います。

 

つまり、
自分が安心・安全・ポジティブになる
のではなくて、

自分が安心・安全・ポジティブな「」をつくる
というイメージをもつということが
大事なんだと思います。

 

今日はこんな感じで!

 

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