いきなり!はダメ!

ステーキ専門店の
「いきなり!ステーキ」が
現在約500店舗あるお店のうち
44店舗を閉店する
というニュースが話題になっています。

 

2017年末に186あった店舗は、
2018年末には386店に拡大。

 

2019年度に新規で210店を展開する
予定だったそうです。

 

それが44店舗閉鎖ですから、
いきなり!ですね!

 

いづれにしても、
いきなり店舗を増やしすぎたことが
閉店を余儀なくされた理由だと思います。

 

では、なぜ、いきなり
店舗を増やしてはいけないのか?
というと・・・

 

ネットにも書かれているように
自社競合が原因だと思います。

 

同じ地域にいくつもお店があると
お客様を奪い合うことになります。

 

ただ、チームビルディング的に言うと
別の問題があるように思います。

 

それは「人の教育」です。

 

これだけ店舗があれば
店舗を管理できる人材が同じだけ
必要になります。

 

建物は数か月で建つかもしれませんが、
人はそんなに簡単に育ちません。

 

チームビルディングの師匠
石見さんがいつも言っているのは、
「人は遅れる」です。

 

事業計画を考える時、
経営者の方は、
売上とか資金繰り、出店計画
はイメージするのですが、
人材の育成計画をイメージできない
ことが多いように思います。

 

お店が売上を上げると
思っているかもしれませんが、
実際は、人が売上を上げているのです。

 

売り方で売上は変わります。

 

マニュアル通りに接客しても
売上を上げることはできません。

 

さらに、安いとはいえ
ステーキを食べるのに
2000円~5000円を支払います。

 

そうなると、お客様は
それなりに支払っている感があるので、
それなりの接客が求められます。

 

ネットの記事によると、
いきなり!ステーキの場合、
1店舗あたり3人の社員を必要とし、
15店ごとに1人のスーパーバイザー
が必要だそうです。

 

1年間に200店舗という
スピードで出店するとなると、
社員は、3人×200店舗=600人
スーパーバイザーが、
200店舗÷15店舗=13人

 

当然、退職者もいます。

 

人手不足のこの時代に
人材育成だけを考えても
間に合わないと思います。

 

人は、いきなり!
できるようにならないのです。

 

事業を拡大する時の
ボトルネックは「人」です。

 

つまり、
「人」の問題を解決できれば、
事業の拡大が可能になります。

 

だからこそ、
組織と人を同時に成長させることが
できるチームビルディングが
必要とされているのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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