完全無敵のリーダーになる方法

ここのところ、
自民党の総裁選のことを
ブログに書いてきました。

 

政治ネタはタブーと言われますが、
リーダーのことを理解するうえで
分かりやすい話だと思って
書いています。

 

リーダーの語源は「死」だと
言われています。

 

一線を越えるのがリーダーです。

 

できるかどうか別にして、
やると決めてやるのがリーダーです。

 

だから、最初に行動するのが、
リーダーです。

 

そして、組織論の大家
ピータードラッカー氏は
こんなことを言っています。

 

リーダーに関する唯一の定義は、
フォロワーがいるということである

 

つまり、
フォロワーがいなければ、
リーダーにはなれません。

 

今回の菅首相は、
党の人事を決めようとしても
引き受けてくれる人がいなかった
のではないでしょうか?

 

つまり、
フォロワーがいなかったために
リーダーになれなった
ということです。

 

だから、リーダーとっては、
フォロワーはとても大事なんです。

 

フォロワーとは、
自分を信じてついてきてくれる人
のことです。

 

では、どうしたら、
フォロワーがついてきてくれる
のでしょうか?

ついて行きたくなるリーダーには、
5つの要素があります。

 

1.一貫性
2.誠実さ
3.決断力
4.見通す力
5.コミュニケーション力

 

この5つの要素で
菅首相を見てみたいと思います。

 

まずは「一貫性」

 

言っていることとやっていることが
一致していないと、
不安でついていけません。

 

「国民のために働く」を
キャッチフレーズにしていました。

 

携帯電話料金を下げたり、
ワクチン確保したり、
オリンピック・パラリンピックを開催したり、
成果は上げたのだと思いますが、
どうにも伝わってきませんした。

 

結果、「国民のために働く」という
イメージから離れてしまったように
思います。

 

次に「誠実さ」

 

人は誠実な人に惹かれます。

 

記者会見で、同じことを繰り返し、
質問に答えていなかったので、
「瀬実さ」を感じられませんでした。

 

結果を出せば評価してもらえる
と口にしていたそうです。

 

それ自体は、誠実だと思いますが、
結果が出にくい中では、
難しかったのだと思います。

 

そして「決断力」

 

これは、
昨日のブログでも書きましたが、
とにかく、決められないイメージが
あります。

 

時間切れで決まったことが
多かったように思います。

 

最後の最後も
選択肢がなくなって、
出馬を断念したように見えました。

 

そして「見通す力」

 

コロナ禍では酷な話かもしれません。

 

しかし、だからこそ、
「ビジョン」を国民に示す必要が
ありました。

 

オリンピックやパラリンピック
という機会があったのですが、
うまく活かせませんでした

 

最後に「コミュニケーション力」

 

これが、今回、
決定的に足りなったように思います。

 

せっかく、成果を上げても、
上手く伝えられない。

 

本来は誠実な方なのだと思いますが、
あの記者会見のやり取りでは、
誠実さが伝わってきませんした。

 

残念ながら、
リーダーに必要な要素が足りなかった
ように思います。

 

しかし、完璧な人はいません。

 

完全無敵のリーダーになれれば
良いのですが、
全てがそろったリーダーなんて
いません。

 

だから、本当の問題は、
菅首相が人に頼らなかったから
だと思うのです。

 

そして、周りも
菅首相を支えなかったこと
だと思うのです。

 

結局、その責任は、
組織で負うことになります。

 

菅首相だけの問題にするのはなく
組織の問題にしないと
解決しない問題だと思います。

 

だからこそ、
リーダーはフォロワーを大切にして、
フォロワーはリーダーを支える
必要があるのです。

 

会社も同じだと思います。

 

完全無敵な人などいないのだから
お互い大切にして、協力する必要があるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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