遠くに行けばよいのか?

岸田首相は、昨日の衆院本会議で、
就任後初となる所信表明演説を
行いました。

 

新型コロナウイルス対応では、
司令塔機能の強化や
人流の抑制のための法改正

 

経済対策では、
「新しい資本主義」や
「成長と分配の好循環」
を実現すると表明しました。

 

そして、演説の最後に、
アフリカのあることわざを
引用しました。

 

早く行きたければ1人で進め。
遠くまで行きたければ
みんなで進め。

 

このことわざは、
私もコンサルティングの時に
お客様にお伝えしています。

 

社長さんとお話をしていて、
よく聞く悩みの1つに
「みんながついてきてくれない」
ということがあります。

 

社長の頭の中に
やりたいことがあって、
それを説明して一緒にやろうとする
のですが、伝わらずに、
空回りをしてしまう・・・

 

人には強みもあれば、
弱みもあります。

 

だから、
一人でできることには
限界があります。

 

自分ではできないことを
補ってもらうことで、
より遠くに行くことができます。

 

まさに、このことわざは、
チームビルディングそのものです。

 

私もこのことわざは
大好きです。

 

しかし、このことわざを使う上で、
前提があります。

 

それは・・・

 

そもそも、みんなは、
遠くに行きたいと思っているのか?
ということです。

 

これが、もし、
トップの人間だけが
遠くに行きたいと思っていて、
みんなで遠くに行くとすると、

 

それは・・・

 

みんなを利用しているだけになります。

 

みんなにしてみれば、
トップが行きたいと言っているから
仕方なくついて行っているだけです。

 

これで、果たして、
みんなは幸せになれるのでしょうか?

 

だから、大事なことは、
みんなに、遠くに行きたいと!と
思ってもらうことです。

 

それには、2つの要素があります。

 

1つは、遠くの目的地が
社員さんが行きたい場所であること

 

遠くの目的地が、
自分の行きたい場所であれば、
一人で行くのは大変だから、
みんなで一緒に行こう!と思います。

 

もう1つは、
遠くに行く旅路が楽しいこと

 

遠くの目的地が分からなくても、
一緒に行くメンバーが楽しければ、
その旅路も楽しくなります。

 

もちろん、2つとも
そろっていれば最高ですが、
少なくても1つだけでもあれば、
みんなで行こうと思えます。

 

さて、岸田首相の話から、
いずれかが感じられたでしょうか?

 

人はやりたいことしかやりません。

 

リーダーは、ついてきてくれる人がいて
初めて、リーダーになれます。

 

自分のやりたいことが実現できる!
と思えるリーダーにしか、
人はついて行きません。

 

目的地を伝えるのか?

 

楽しい旅路を伝えるのか?

 

それを伝えることが大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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