最近、キャリア開発についての
相談をいただくことが増えています。
令和3年4月から
65歳までの雇用確保が義務化され、
70歳までの就業確保も努力義務化
されています。
年金も70歳から支給!
なんて話になると、
70歳までは仕事をして
収入を得られるようにすることが
必要になってきます。
60歳で定年になってから、
65歳までの5年間であれば、
なんとなく過ごせそうですが、
70歳までの10年間となると、
なんとなくとはいかず、
ちゃんと考えよう!
という気持ちになります。
高齢になると
体力的に個人差が出てきます。
同じ65歳でも、
バリバリ働ける人もいれば、
それほど働きたくない人もいます。
人によって、
65歳以降の働き方は違います。
そうだとすると、
65歳以降のキャリアは、
本人が決める必要があります。
本人が決めなければ、
他人が決めてくれることはありません。
もちろん、会社として、
選択肢を示すことは必要ですが、
最終的に決めるのは本人です。
しかし、厄介なことに、
65歳以降の世代というのは、
会社から求められていることを
必死にこなしてきた方が
多いのではないか?と思うのです。
そんな世代の方が、
キャリアの最後を自分で決めるように
求められているのが、
問題を難しくしています。
では、どうしたら良いのでしょうか?
ピータードラッカーは
こんなことを言っています。
最高のキャリアは、
あらかじめ計画して
手にできるものではない。みずからの強み、仕事の仕方、
価値観を知り、機会をつかむよう
用意をした者だけが手にする。なぜならば、
自らの得るべきところを
知ることによって、
普通の人、
単に有能なだけの働き者が、
卓越した仕事を行うように
なるからである。
そもそも、
65歳からキャリアを考えよう
としている時点で、どうなんだろう?
という話ですが、
結局、強みを再確認してもらって
本人がやりたい仕事と
会社がお願いしたい仕事と
できる仕事の重なりを見つけること
なんだと思います。
いわゆる
WILL・CAN・MUSTです。
WILL・CAN・MUSTについては、
いぜんブログに書いているので、
コチラを参考にして下さい。
やりたいことを明確にするには?
そう考えると、
65歳になる前に
WILLとCANをどれだけ大きくしていたか?
が、65歳以降の働き方の可能性を
広げることになります。
つまり、
65歳以降のキャリアは、
65歳前に決まっている
ということになります。
そう考えると、
会社が再雇用の制度を作っても
社員にWILLとCANがないと
制度が機能しないのだと思います。
だから、
制度作りも必要なんですが、
65歳までにWILLとCANを広げる
ように伝えておく必要があるのだと
思います。
本当は、本人の問題なんですけどね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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