返事をしないやつは殺したくなる

ネット見ていたら

陸上自衛隊の50代の幹部が
「返事をしないやつは殺したくなる」
などと暴言を繰り返したり怒鳴るなど
パワハラを行ったとして
懲戒処分を受けた

というニュースを目にしました。

記事よると
2020年4月～2021年12月ごろ
の話だそうで、
さすがに、今どき、こんなことが
起こっているわけではないようです。

それが、今、処分されるということは、
自衛隊では懲戒処分をするのに
１年半以上かかるんですね！

それにも驚きますが・・・

「返事をしないやつは殺したくなる」

なかなかすごい言葉です。

明らかに指導としては
ふさわしくありません。

しかし、
個人的には分からなくもない・・・

それはなぜか？という話を
したいと思います。

返事というのは、
相手に対してするものです。

相手が言っていることに対して、
聞いていることを伝える行為です。

返事をしないということは、
相手を無視することです。

本人としては
聞いているのかも知れません。

しかし、返事をしなければ、
聞いていることが伝わってきません。

結果として、
相手から聞いていないと思われて、
無視をしていると思われても
仕方がありません。

相手に対して無視をするのは、
よくありません。

なぜなら、
無視をするというのは、
相手の存在を認めていない
ことになるからです。

存在を認めてもらえないほど、
寂しいことはありません。

いてもいなくても同じって
ことですから・・・

存在価値を認めてもらえて
いないということです。

ある意味、殺されたと同じです。

だから、
「返事をしないやつは殺したくなる」
というのも、
分からなくはないという話です。

明らかにふさわしくない表現ですし、
絶対、口にしてはいけない言葉です。

しかし、返事をしない側にも
それなりの覚悟が求められるのだと
いうことは知って欲しいと思います。

返事をしていないことで、
相手を殺している・・・

ちょっと、極端ですかね？

おそらく、返事をしてい人も
そこまでは考えていないと思います。

ただ、単に、
返事をするタイミングを逃したとか、
話を聞いていなかった（聞こえなかった）
ということだと思います。

であるなら、
返事をしていないことに気がついたり、
返事をしなかったことを指摘を受けたら、
ちゃんと返事をしようよ！
という話です。

お互いに返事をすることが、
相手を承認することとなり、
関係性が向上し、
お互いの居心地が良くなるなら
こんな良いことはないと思うのです。

何も、殺そうとしなくても、
ちゃんと説明すれば、
返事をするようになると思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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