誰が出ても勝てるチームの作り方

毎年恒例の箱根駅伝

 

今年もドラマがありました。

 

昨年往路でまさかの12位になった
青山学院大学が往路優勝を
果たしました。

 

主力を復路に温存しての
往路優勝ですから、
よっぽどのことがない限り、
総合優勝、間違いないです。

 

昨年、エースが直前のケガで
走れなくなって、
組み合わせが崩れて、
往路が12位となったことを反省し、
今年は、エントリーした16人は、
能力に関係なく走れるメンバーだそうです。

 

名付けて・・・

 

”パワフル大作戦”

 

エースに頼るのではなく、
一人ひとりが主役になれるチーム
を作ってきました。

 

誰が出場しても活躍できるチーム

 

まさにチームビルディングが
目指す状態です。

 

駅伝は、団体競技です。

 

一本のたすきをつなぐことで
成果が生まれます。

 

どんなに早い選手がいても
総合で早くないと勝てません。

 

昨日の青山学院大学の選手も
区間トップは誰もいないのに、
往路優勝を果たしています。

 

誰が出場しても
活躍できるチーム

 

どうしたら、
こんなチームを作れるのでしょうか?

 

それは・・・

 

実力があることはもちろんですが、
選手同士が理解し合い、
お互いを信じていることが必要です。

 

お互いの実力を理解し、
お互いを信じているから
誰が選ばれても疑問を持たないし、
選ばれたからには、
全力を尽くそうと思えるのです。

 

これが、選手同士、
理解ができていなくて、
信頼ができないでいると、
なんで、あいつが出れて、
私が出れないんだ!となって、
チームが壊れます。

 

どんなに実力のあるメンバーを
そろえても、
選手同士に信頼がないと
上手く行かないのです。

 

このように、
選手の実力があるのは当然ですが、
関係性が良くないと、
成果につながらないのです。

 

と・・・口で言うのは
簡単ですが、
現実に実力のあるメンバーを
集めてもはそうはならないと思うのです。

 

なぜなら、
いくらお互いを信頼していても
自分が出場できなければ、
「はい。そうですか!」
とはならないと思うのです。

 

選手に選ばれるだけでも
苦しい練習に耐えてきています。

 

そんな苦しい練習に耐えられたのも、
駅伝に出場するためだったはずです。

 

実力的に及ばないなら
まだしも、
実力があるのに
出場できなったとしたら、
その無念な思いは、
簡単には消えないと思うのです。

 

それでも、
そんなチームがまとまって
成果を出せるなんて、
どうしたら、
そんなチームが作れるのでしょうか?

 

それは・・・

 

原監督が選手に対して、
ゴールのさらに先を描かせている
からだと思うのです。

 

箱根駅伝に出場することを
ゴールにしてしますと、
出場できないとなった時に
ゴールを見失います。

 

しかし、
箱根駅伝に出場することが
ゴールではなく、
さらにその先に
別のゴールがあるとすれば、
出場できなったとしても、
その次のゴールに向かって頑張れます。

 

往路で大活躍した太田選手は、
「大学4年で迎える2024年パリ五輪は
マラソンで日本代表として出場したいです」
とインタビューに答えていました。

 

このようにゴールの先を描いているので、
目の前の出来事に一喜一憂することなく
今に集中することができるから、
結果を出せるのだと思います。

 

これは原監督に聞かないと
わかりませんが、
おそらく、そこまで計算して
個々の目標設定をしているのだと思います。

 

そうでもしないと、
出場できない選手のモティベーションが
保てないはずなんです。

 

そういうことまで考えて、
組織作りしている原監督は
本当に素晴らしいと思います。

 

これは職場でも同じだと思います。

 

誰に任せても、
仕事が上手くいく状態にするためには、
それぞれ、できることを増やしてもらう
必要があります。

 

この仕事だけできればよい!
というのはなく、
他の仕事もできるように
なってもらうには、
そうなった先をイメージできることが
必要です。

 

実は、
それが「キャリアプラン」です。

 

「キャリアプラン」を描くことで、
ゴールのその先を描けるようになり、
目の前の出来事に一喜一憂することなく
今の仕事に集中できるようになるのです。

 

そういう意味でも、
今後「キャリアプラン」は、
大事なってくると思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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