優勝を目指さなくてよかったのか?

ロッテに敗れ、
新庄監督率いる日本ハムは、
9年ぶりに最下位が確定しました。

 

新庄氏が監督になり、
開幕当初は、
風雲児と期待されていましたが、
主力選手が抜けてしまって、
思うような成績が残せませんでした。

 

やはり、1年目では
厳しかったのだと思います。

 

監督の就任会見で
「優勝は目指さない」と発言して
物議を醸しましたが、
最下位という結果を見ると、
あの発言は適切だったのでしょうか?

 

新庄監督としては、
選手にプレッシャーを与えないように
伸び伸びプレーできるように
考えたのも知れません。

 

しかし、結果として、
最下位になってしまって、
その目論見も外れてしまいました。

 

やはり、
プロである限りは、
結果が求められるわけで、
優勝は目指さなければならなかった
のではないでしょうか?

 

今回の最下位という結果を受け
新庄監督は、球団を通して
「確実に1点を取れるチームにしてく」
とのコメントを出しました。

 

私は、優勝を目指すからこそ、
確実に1点を取れるチームになるのだと
思います。

 

これは、
いつもブログに書いている
目的と目標の話です。

 

目標は目的を達成するために
あります。

 

だから、
目標が単独では存在しません。

 

つまり、
「確実に1点を取れるチームになる」
という目標には、目的が必要です。

 

では、その目的は何か?というと・・・

 

優勝しかないのだと思います。

 

優勝できるかどうか?は
わかりません。

 

しかし、目指さない限り、
工夫も必死さも生まれてきません。

 

とにかく、
目的の達成を目指すから、
現状と目的の差を認識して、
埋めようとするのです。

 

その結果、今より、
目的に近づいていれば良いのです。

 

そういう意味では、
目標は達成しなくても良いのです。

 

しかし、それは、
結果として達成できなくてもよい
というだけで、
そもそも、目指さないのとは別の話です。

 

今よりもよりよくなりたいのであれば、
とにかく、最上を目指すべきです。

 

これは、会社も一緒で、
目標を立てることを避ける会社があります。

 

それは、目標を立ててしまったら、
達成する責任を負わされるから・・・

 

目標必達!と言われて、
つめられるのもしんどいかもしれません。

 

そう考えると、
目標を立てたくない気持ちも
分かるような気がします。

 

しかし、
目標は目指さない限り
そこに近づくことはありません。

 

目指すものがないかぎり
何となく近づくことはないのです。

 

特に、チームの場合、
人と人は違いますから、
目指すゴールを共有しないと、
それぞれ、自分がよいと思うゴールを
目指します。

 

そうなったら、力が分散して、
どっちつかずの結果になります。

 

だから、チームの場合、
できるかどうか別にして、
とにかく共通のゴールを目指す
必要があるのです。

 

何を目指すのか?を
それぞれに任せてはいけないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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