夢なんて絶対持っちゃいけない?

ネットを見ていたら、
料理研究家の平野レミさん
の記事を見かけました。

 

平野レミが未亡人になって気づいた
「料理の力」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6515b5d2ddfe81d4979c0aaca76e7fe163915c

 

インタビューにこんな風に
答えていました。

 

夢なんて、
絶対持っちゃいけない。

私は、夢はキライなんです。

抱負も、大キライ。

だって、夢を持ったとして、
叶わなかったらイヤだから。

しかも、たいてい
夢なんて叶わないんだから。

最近思うのは、
その時、その時、
与えられたことの中で、
できそうなものをやるということ。

 

ずいぶん夢のない話だと
思いました。

 

自由奔放なイメージのある
平野レミさんにしては
意外な感じがしました。

 

旦那さんを亡くして3年だそうです。

 

仲むつまじい夫婦でしたら、
お一人で「夢」なんて
描けないのかもしれません。

 

しかし、
こんな風にも言っています。

 

その料理を誰かが作って、
喜んでくれている人がいると思うと、
すごく嬉しい。

それだけで十分なんです。

 

これ、わかる感じがします。

 

夢なんかなくても
目の前の人が喜んでくれれば
それでいい!

 

それだけでも前に進める!

 

そうなんです!

 

夢なんてなくても
いいんです!

 

これは、
いつもブログに書いている

 

「ビジョン」の話です。

 

「ビジョン」を描くという時に
2つのタイプの人がいます。

 

将来の夢や目標から発想したほうが
動機付けられる
「ビジョン型」の人

 

自分のこだわりや価値観に沿って
日々それを満たしているうちに
充実した人生を送れる
「価値観型」の人

 

「ビジョン型」の人は、
「ビジョン」が描けます。

 

だから、夢とか目標とか
持ちやすいのです。

 

しかし、
「価値観型」の人は
「ビジョン」が描きにくいのです。

 

平野レミさんは、
「価値観型」の人だと思います。

 

だから、
夢なんか持っちゃいけない
なんて言うのだと思います。

 

しかし、
「価値観型」の人も
「ビジョン」を描くことができます。

 

それは・・・

 

自分のこだわりや価値観が
1年後も、3年後も、5年後も、
満たされているイメージが持てれば、

 

それは「ビジョン」です。

 

「ビジョン」というのは、
単なる「映像」です。

 

だから、
自分が満たされている状態が
イメージできれば、
立派な「ビジョン」です。

 

自分の作った料理で
目の前の人が喜んでいるイメージも
立派な「ビジョン」です。

 

だから、
将来の夢や目標がなくても
「ビジョン」を描けるのです。

 

人はイメージできないことは
できません。

 

そう意味で、
夢は持たなくてもいいですが、
「ビジョン」はないと
前に進めません。

 

しんどい時は、
遠くのことは考えられません。

 

そんな時は、
目の前のことでもよいので
どうなったらよいのか?
イメージすることが大事です。

 

イメージさえできれば、
前に進めます。

 

ということで、
「ビジョン」さえあれば、
夢はあってもなくても良いのです。

 

夢がないとダメなわけでもないし、
夢なんて絶対持っちゃいいけない
というわけでもないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

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