責任が持てないから言わない

お客様の会社のパートさんと
面談している時に

仕事をしていて、
もったいないと思うことは
ありませんか?

と聞いてみました。

 

すると、
こんな答えが返ってきました。

 

こうしたらいい!
と思うアイデアがあっても、
責任が持てないので言いません。

 

どういうことか?
というと・・・

 

日々仕事していて
アイデアはあるのだそうです。

 

しかし、
自分はパートで、
働く時間に制限があって、
言ったことを
最後までやり切れないので、
言わないようにしている
とのことです。

 

たしかに、
言いたいことだけ言って
やらないのは無責任だという
考え方もあるのかもしれません。

 

しかし、
改善のアイデアがあるのに、
それを言わないのも、
もったいないと思うのです。

 

それに、
こうしたらいいのに!
と思いながら、
改善されない職場で働くのは
ストレスにならないのですか?
と聞いてみたところ、
それもストレスなんだそうです。

 

だったら、
アイデアを出せばいいのに、
やはり、言うだけなら、
みんなに負担をかけるだけなので
言えないとのことでした。

 

こういう場合、
どうしたらよいのでしょうか?

 

それは・・・

 

こうしたらいい!という
アイデアを出すことと、
そのアイデアを実行することを
分ければいいのです。

 

アイデアを出す時は
誰がやるか?は別にして、
アイデアだけを出してもらう
ようにするのです。

 

すると、わりと
自由なアイデアが出ることが
多いです。

 

自分で言ったことは、
自分でやらないといけない
という思い込みから
解放されるからです。

 

そして、
アイデアを出すだけ出して、
何をするのか?は、
みんなで決めればいいのです。

 

そして、
みんなで決めたものを
実現する時に、
誰がやったらよいのか?
を考えればよいのです。

 

その時に、
一人でやるのではなく、
役割分担をして、
みんなで力を合わせて
実行すればよいのです。

 

アイデアを出すことが
得意な人もいれば、
実行するのが得意な人がいます。

 

最初から最後まで
一人でやる必要もないのです。

 

一人で最後までやろうとしたら
いつまで経っても
アイデアは形になりません。

 

それぞれの強みを出し合って
みんなで解決していけばよいのです。

 

ただ、そのためには、
それぞれの強みを認め合い、
共通の目的に向かって
コミュニケーションを取る
必要があります。

 

人材力×組織力×関係力

 

まさに、
SSR理論であり、
チームビルディングです。

 

でも、こういうことって、
やりながらでないと
できるようになりません。

 

だから、コンサルティングに入って
実際の問題を解決しながら、
人と組織を育てていくということを
私はやっているのです。

 

ここのところ、ご紹介している
「成果を出す戦略人事」実践セミナーでは
このチームビルデングを
人事にどのように活かすのか?
お話をしています。

 

残り2席になりました。

 

興味のある方は、
是非、参加してみて下さい。

 

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

 

「成果を出す戦略人事」実践セミナー

12月22日も満席になりました!残るは2席!

 

<セミナーの概要>

ここ数年来の働き方改革のもと始まった様々な法改正と
その改正に紐づく取組が日本版ジョブ型評価制度という
流れをつくり出しました。

もはや後戻りが許されない経営環境の中で、
経営企画や人事部門はどのように施策を企画立案し
実践していくかが問われています。

改めて、戦略人事の要諦を理解し
今後の企画立案と実践に活かせるセミナーになります。

<参加>

オンライン/ZOOM

<日時と定員>

・12月22日13時半~16時半 定員4名 満席

・1月27日13時半~16時半 定員4名(残席2名)

<参加費用>

5500円(税込み)

<詳細はコチラ>

https://sokoage.net/senryakujinji/

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