「わかる」と「できる」は違う

先日、チームビルディングの仲間と
チームビルディングのゲームをやりました。

 

コロナ禍にチームビルディングを
オンラインで学んでいた仲間は、
リアルなゲームを経験していないので、
みんなで体験する機会を作りました。

 

コロナ禍を機に
オンラインでもチームビルディングを
学べるゲームを開発してきましたが、
やはり、リアルに勝るものはありません。

 

私のチームビルディング経営塾も
通常は、オンラインですが、
年に1回は卒業生に集まってもらって、
リアルなゲームをしています。

 

リアルは大事です。

 

今回は、私もゲームに参加しました。

 

普段は、講師ですから
ゲームを外側から見ている立場ですが、
今回、ゲームをやってみる側になって
思うことは・・・

 

「わかる」と「できる」は違う
ということです。

 

今回、ゲームをやってみて、
当然ですが「やり方」はわかっています。

 

講師ですから、
こうしたら上手くいく!というのは
わかっています。

 

しかし、いざ、やってみると、
これができない・・・

 

いつも、ブログに書いていますが、
人ができるようになるには
5つのステップがあります。

 

「知らない」

「知っている」

「やってみる」

「わかる」

「できる」

「している」

 

この「わかる」と「できる」の間に
大きなが溝があります。

 

これもいつも言っていることですが、
研修だけやっても、成果は出ません。

 

それは、なぜか?というと
研修では、この5つのステップのうち
「わかる」までしか行かないからです。
(「知っている」で終わる研修もありますが・・・)

 

「わかる」と「できる」の間には
決定的な違いがあります。

 

それは何でしょうか?

 

実は、「わかる」までは
一人でいけます。

 

わかるか?わからないか?は、
個人の問題です。

 

しかし、「できる」となると
個人という訳にはいきません。

 

なぜなら、仕事は
一人でするものではないからです。

 

一緒に仕事をする仲間や
お客様という相手がいて、
初めて、「できる」といえるからです。

 

学校のテストなら、
自分一人、できるようになれば、
100点がとれます。

 

しかし、社会では、
仲間や相手と一緒にできて、
初めて「できる」と言えるのです。

 

これが、
「わかる」と「できる」の間ににある
大きな溝です。

 

この溝を乗り越えるには
どうしたらよいでしょうか?

 

それは、試行錯誤です。

 

自分がやろうと思っていることと
周りがやろうと思っていることが違っていて
やり方を話し合って、
やってみて、振り返って、
やり方を変えて、振り返って・・・
の繰り返しです。

 

そうやって、上手くいくやり方を
チームとして身に付ける必要があります。

 

この変化を職場で起こして、
初めて、成果が生まれます。そう考えると、
研修では、できるようにならなくて
実際に仕事をしながらでないと
できるようになりません。

 

この実際の仕事の中に
研修の要素を取りれて、
やりながらできるようになるプログラムを
「アクションラーニング」と言います。

 

アクション(実行)+ラーニング(学習)

 

そのままなんですが、
これを意識してやることが大事です。

 

私のコンサルティングは、
これをお客様の会議や研修として
やっている感じです。

 

一人ひとりが学習し、
組織としても学習して、
初めて、組織として成果が出るのです。

 

ゲームでできないことは、
職場でもできません。

 

そんな風に考えると
ゲームをやってみることで、
職場の課題が見えてきます。

 

そんなことを気付かせてくれる
チームビルディングのゲームっていいな!
とあらためて思いました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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