成長したければ経験学習サイクルを回せ!

より高い戦略を実現するために
組織を成長させることが必要で
そのためには、
経験学習サイクルを回すこと
が有効だと書きました。

 

今回は、経験学習サイクルについて
書いてみたいと思います。

 

経験学習サイクルとは、
コルブという学者さんが考えた
人が経験から学ぶ時のステップを
モデル化したものです。

 

経験学習サイクルは
次の4つのステップからなります。

①経験:経験する

②振り返り:リフレクション

③概念化:学習、言語化

④応用:行動、活用

 

これは、ループしていて、
④応用が①経験に繋がります。

 

 

1つ1つ、見て行きたいと思います。

 

①経験する
自分で考えて行動した経験です。

頭の中で考えることと
実際にやってみることは違います。

 

②振り返る
実際にやってみると、
頭の中で考えていたことと違って
うまく行ったことと
うまく行かなったことがあります。

 

③概念化する
振り返りによって、
次にやる時はどうしたらよいのか?
もっと、良い方法がないのか?
教訓を得ます。

再現性を高めるために、
経験したことを一般化します。

 

④応用する
概念化で身に付けた教訓を
現実に当てはめてやってみることです。

学んだことをそのままにしないで
次の行動に活かすということです。

 

応用すると、経験が得られるので、
①経験に戻ります。

 

このように、
経験学習のサイクルを回すことで
人はできるようになっていきます。

 

何度も失敗を繰り返す人と
失敗を糧に成長する人の違いは、
計画学習サイクルを回しているか?
否か?なのです。

 

これだけ見たら、
至極、当たり前の事です。

 

おそらく、
個々に経験学習サイクルを
回してきていると思います。

 

では、組織としては、
どうでしょうか?

 

組織として成長する必要が
あると思っているのに、
組織として、
経験学習サイクルを回すことは
していないと思います。

 

私がやっている
組織のコンサルティングは、
組織で経験学習サイクルを回す
ことをしています。

 

だから、
何かやり方を教えるとか、
私が解決策を示すとか、
そういうことはしません。

 

ひたすら、
経験学習サイクルを回すだけです。

 

そういう意味では、
コンサルタントなのに
何もやっていないじゃないか?
と思われることもありますが、
いちよう考えています。

 

いちよう考えていると言うと
語弊がありますが、
どうなったら、
経験学習サイクルが回るのか?
を考えています。

 

この経験学習サイクルは、
2つのモードに分かれます。

 

④応用→①経験の
「アクションモード」と
②振り返り→③概念化の
「ラーニングモード」です。

 

アクションとラーニング

 

やりながら学び
学んだことをやってみる

 

応用して経験した後に
何を教えるのか?

 

学んだことを活かして
何をするのか?

 

この2つを常に考えながら、
コンサルティングをしている
感じです。

 

で、これを
社内でできる人がいれば、
社内でやればいいと思うのですが、
難しいようであれば、
お任せいただくのがよいと
思っています。

 

計画学習サイクルは
習慣なので、身に付けば、
自分達でできるようになります。

 

私の仕事は、
そのためのインフラをつくる
イメージです。

 

ちょっとわかりづらいですかね?

 

今日も長くなってので、
次回のブログはこのことについて
書こうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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