一生懸命を結果を残すのがマネジメント

先日、お客様の会社の
経営計画発表会に参加してきました。

前年度の業績を各部門ごとに、
売上、変動費、粗利益、
固定費(人件費・その他)、
営業利益に図式化して、
視覚的に把握してもらえるようにしました。

会社全体としては
利益が出ていますが、
部門によっては
利益が出ていないところもありました。

その利益が出ていない
部門のリーダーの方が、
こんなことを言いました。

この1年間、
一生懸命に仕事してきたのに、
利益はこれしか出ていないのは
納得がいかない!というのです。

なるほど、気持ちはわかります。

受注量が急に増えて、
休みが取れないこともありました。

一生懸命やってくれたと思っています。

しかし、一生懸命やることと、
利益が出ることは違います。

一生懸命やれば利益が出たのは、
昔の話です。

今は、材料費も人件費も
上がっているので、
売上からかけられる経費を計算して、
どうしたらその経費の中で収まるか?
を考えながら仕事をする必要があります。

だから会社としては、
個別の売上ごとに経費を紐づけられる
ように、数字の管理を細かくするように
お願いしてきました。

ところが、
そのやり方は非効率的だと言って、
協力してくれなかったのは、
ほかでもない、このリーダーです。

利益の出るやり方を伝えても、
やろうとしてくれませんでした。

だから、利益が少ないのはおかしい!と
言われても、返す言葉もありませんでした。

今までのやり方が
やりやすいのは、理解できます。

しかし、やりやすいやり方でやっても、
利益が出なければ意味がありません。

利益が出ないやり方を
一生懸命やっても、
利益は出ないのです。

もちろん、一生懸命やるのは大事です。

一生懸命やってくれたなら、
評価をしてあげたい気持ちもあります。

しかし、結果が残らなければ、
評価することはできません。

つまり、
部下に一生懸命仕事をやらせるのが、
マネジメントではないのです。

一生懸命を結果に残すのが、
マネジメントです。

では、一生懸命を結果に残すには、
どうすればよいのでしょうか。

まず、望ましい結果を決めて、
そこから逆算して計画を立てることが、
第一歩です。

今の経費で利益を出すには、
どんなやり方をすればよいのか。

望ましい結果から逆算するから、
今やるべきことが見えてきます。

その上で、計画通りに進むように、
進捗を管理していきます。

目標を定めて、
その目標から逆算した計画がなければ、
マネジメントなんてできないのです。

とにかく
一生懸命やれば結果が出る!
という時代は、
とっくに終わっています。

結果というのは、出るべくして
出すものなのです。

出るべくして
結果を出すには、望ましい結果から
逆算する必要があります。

逆算ができるリーダーでないと、
チームが不幸になります。

だからこそ、
分かってくれないリーダーに、
分かってもらえるようになってもらう。

それが、私の仕事です。

そして、それこそが、私にとっての
一生懸命を結果に残すということなのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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