目標だけでは良い悪いは決められない

先日、ドラフトで巨人に強行指名された
横浜高校の織田翔希投手について、
ダルビッシュ有投手が
自身の音声配信で語った内容が
話題になっていました。

織田投手は、
高校から直接メジャーに挑戦することを
表明しています。

それに対して、ダルビッシュ投手は、
マイナーの環境は過酷なので、
日本の球団を経由した方が
メジャーでプレーできる確率は上がると
コメントしていました。

そのうえで、どういう形になっても
本人の決断を応援したいと
言っていました。

この話は、
「目的」と「目標」で考えると
とても分かりやすくなると思います。

「メジャーで活躍する」が目的だとしたら、
「高校から直接メジャー球団と契約する」も
「日本で力をつけてからメジャーに挑戦する」も
目標です。

どちらも、目的にたどり着くための
道筋にすぎません。

いつもブログに書いていますが、
「目標」とは「目的」を達成する
ためのステップです。

目的が行き先だとすれば、
目標はそこに至るまでの過程です。

だから、目的が同じでも、
目標はひとつとは限りません。

実際、大谷翔平選手も、
高校卒業時はメジャー挑戦を
表明していました。

しかし、日本ハムに指名され、
示された育成プランに納得して
日本でプレーすることを選びました。

一見すると、
「直接メジャーに行く」という目標を
諦めたように見えます。

それでも、
「メジャーで活躍する」という目的は
諦めていませんでした。

その5年間が大きな財産となり、
メジャーで4度のMVPを獲得するという
結果につながっています。

目標は諦めても、目的は諦めない。

これが大事なのだと思います。

一方で、もし目的が
「若いうちからアメリカの文化や語学に慣れる」
であれば、話は変わります。

その目的なら、
高校から直接アメリカに渡ることは
理にかなった目標になります。

ダルビッシュ投手も、
アメリカ文化を若い頃から経験したいなら
悪くないと話していました。

つまり、目標が良いか悪いかは、
目標だけを見ても判断できません。

目的の手段として適切かどうかで
判断するしかないのです。

会社でも、社長が目標を変えると、
「どうして目標を変えるのですか?」と
不満の声が上がることがあります。

しかし、社長の目的は
変わっていないのです。

目的を共有していれば、
目標が変わることは
目的に近づくための選択だと
理解してもらえるはずです。

目標だけを取り出して
良い悪いを論じても
意味がありません。

目標は、目的とセットになって
はじめて意味を持つのです。

だから、目標を伝える時は、
目的とセットで伝える必要があるのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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