経営の相談にのっていて思ったことを
チームビルディングの師匠の石見さんが
ブログにしていたので、
その話をしたいと思います。
経営の「決断力」を培うには?
https://saikyou-team.com/blog/to-cultivate-the-decision-power-of-management/
このブログの中にこんなことが
書かれています。
決断をするときに
大事なことは戦略だけでなく
それを「実行するプロセス」
まで描くということです。
経営者の方と話して思うのは
アイデアがあるのに
計画になっていない
ということです。
当たり前の話ですが、
アイデアを思う浮かべるだけでは
実現できません。
アイデアを実現するためには
計画にして実行しなければなりません。
しかし、
アイデアと実行の間には
距離があります。
この間をつなげなければ、
アイデアは実現しません。
では、
この間を、どのように
つなげたらよいのでしょうか?
それは、
「効き脳」で説明ができます。
「効き脳」は思考のパターンです。
思考のパターンは
4つに分けることができます。
それぞれの機能を分けると
A:論理脳、理性脳
B:計画脳、堅実脳、
C:感覚脳、友好脳
D:全体脳、創造脳
の4つに分けることができます。
アイデアを実現するためには
この「効き脳」を順序よく
活かす必要があります。
その順序は
「クリエイティブプロセス」
と言います。
【クリエイティブプロセス】
D(全体脳)
↓
A(論理脳)
↓
C(感覚脳)
↓
D(全体脳)
↓
B(計画脳)
なぜ、この順序なのか?
というと・・・
D(全体脳)は、
アイデアや発想を生み出します。
しかし、
アイデアや発想は思いつきなので、
そのまま実現するのは難しいです。
そこで、
登場するのがA(論理脳)です。
D(全体脳)が出したアイデアを
論理的に考えて現実的なものに
修正していきます。
しかし、
A(論理脳)は、
理屈っぽいので、難しくて、
みんなが理解できるように
説明できません。
そこで登場するのが、
C(感覚脳)です。
A(論理脳)が
難しく言っていることを
みんなが理解できていないことを
感じ取って、
A(理論脳)に説明を求めます。
A(論理脳)とC(感覚脳)の
やり取りを通して、
分かりやすくなります。
分かりやすくなるのですが、
C(感覚脳)は決断力に欠けます。
ここで、
再び登場するのがD(全体脳)です。
全体が見えているので、
「これでいける!」という決断ができます。
ところが、
まだ、アイデアレベルで、
計画になっていません。
そこで、最後に
登場するのがB(計画脳)です。
それまでに
議論したアイデアを
計画に落とし込んで管理します。
ここまで来て
アイデアが成果となります。
アイデアが計画にならない
というのは、
「クリエイティブプロセス」が
どこかで止まっているということです。
石見さんが言っている
「実行するプロセス」と言っているのは
B(計画脳)まで落とし込む
ということです。
私が組織のコンサルに入る時に
考えているのは、
「クリエイティブプロセス」を
どうやってつなげるか?
というです。
私の効き脳は、
A(論理脳)とC(感覚脳)なので、
社長のD(全体脳)を
B(計画脳)の手前まで持っていけます。
あとは、
私が弱いB(計画脳)を使って、
「実行するプロセス」を作ります。
「効き脳」は能力ではないので、
意識すれば発揮できます。
また、
D(全体脳)の弱い社長さんも
いらっしゃいます。
その場合は、
私が弱いD(全体脳)を使って、
コーチング的に引き出します。
このように、
「効き脳」が低いからできない
ということではなくて、
自覚をして意識をすることで、
「クリエイティブプロセス」を
つなげることはできます。
ただ、そのために、
自分を知らないと意識できない
のです。
まずは、自分を知ることが
大事だと思います。
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今日も最後まで読んでいただき
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