己を知らぬことが己を危うくする

先日、ある管理職の方から
相談がありました。

 

奥さんが妊娠をしていて
家にいて欲しいに言われるので、
仕事に全力を尽くせない!

 

お話を聞いていると、
両親が近くに居なくて、
初めてのお子さんで奥さんも心配で
そばにいて欲しい!
と言われているそうです。

 

私は妻に育児をまかせっきりにしたので
なんとも耳が痛い思いがしました。

 

今は、育児は、
夫婦二人でやる時代ですよね!

 

会社もそれについては
理解があって協力するということ
になっていました。

 

そこで、本人に、
どういう働き方をしたいのか?
聞いてみました。

 

しかし、
本人から帰ってきた言葉は・・・

 

周りに迷惑をかけて申し訳ない
という言葉でした。

 

確かに、会社にとって
管理職がフルタイムで働けないのは、
正直、困ります。

 

それが伝わって、
言いづらくなっているのであれば、
それこそ、気の毒に思いますが、
どうもそういう風には思えません。

 

むしろ、会社としては
本人にとって
一番よい働き方をしてもらおう!
ということになって、
私が面談をしています。

 

しかし、本人からは、
具体的にどう働きたいのか?
という要望が出てきませんでした。

 

この管理職の方は、
「効き脳」でいうと「C」が高い
のだと思います。

 

「効き脳」というのは、
思考のパターンです。

 

簡単に説明すると
思考パターンは4つあります。

 

A:論理脳、理性脳

B:計画脳、堅実脳

C:感覚脳、友好脳

D:全体脳、創造脳

 

これが人によって強弱があります。

 

この管理職の方は、
「C」の友好脳が強いので、
周りのことに気配りができて、
相手のことを考えるのが「強み」です。

 

周りからは、
話を聴いてくれる「いい上司」と
思われているかもしれません。

 

しかし、その反面、
自分で決めることができません。

 

全員に「いい顔」はできないのです。

 

奥さんに言われたから
早く帰りたい!

 

会社のみんなは忙しいので、
早く帰るのは申し訳ない!

 

育児も大事だし、仕事も大事です。

 

相談されても、正解はありません。

 

結局、自分で決めて、
上手くいくようにするしかないのです。

 

自分で決めないと
悪いパターンが待っています。

 

悪いパターンというのは・・・

 

自分で決めないので、
自分事になりません。

 

自分事にならないので、
上手くいかないのは
他人のせいになります。

 

他人のせいにすると、
問題は解決しないので、
未解決の問題が積み上がっていきます。

 

未解決の問題が積み上がっていくと
追い込まれていくので、
正常な判断ができなくなり、
さらに決められなくなります。

 

もはや、
自分が原因だと思えないので、
周りの人のせいにして、
人間関係が壊れます。

 

そうならないためには、
このパターンを変えなければなりません。

 

パターンを変えるために
どうしたらよいのか?というと、
自分で「決める」ことです。

 

でも、決めようと思うと、
周り人のことが気になると思います。

 

しかし、大事なのは「自分」です。

 

「自分」を大事にしないと
周りも大事にできません。

 

「自分」を大事にしないと
悪いパターンに入ります。

 

そのため、
「C」の強い人は、
周りのためにも、
自分で決めた方がよいのです。

 

そうでも思わないと
「C」の高い人は決められないと
思います。

 

3回続くとパターンです。

 

同じようなことが3回続いたら、
自分の中にパターンがあります。

 

自分の中のパターンを知り、
それに対して、打ち手を用意して
悪いパターンにハマらないように
自分をマネジメントすることが大事です。

 

己を知らぬことが
己を危うくするのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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