昨日のブログで、
コミュニティーのビジョンの作り方
について書きました。
「コミュニティーのビジョンの作り方」
今回、特に、難しかったのは、
コミュニティー(社員でない人たち)で
本格的に事業を動かすために
しっかり巻き込む必要があったのと、
コロナ禍だったので、
リアルで会うことができなかった
ということです。
そのため、1年をかけて、
ビジョンを作ろうということになった
というお話をしました。
こんな風に、1年かけて
ビジョンを作ろうと決めたのは、
コミュニティーの代表の石見さんです。
石見さんは、
私のチービルディングの師匠です。
その石見さんが、
今回のビジョンの話し合いが終わった後、
今回のビジョン作成の裏話を
してくれました。
当たり前の話ですが・・・
1年間かけて作ったということは、
当然ながら、構想したのは、
もっと前と言うことになります。
今回のビジョンづくりをスタートしたのが
昨年(2022年)なので、
2021年にはどう作るか?
考え始めていたということです。
2021年といえば、
世の中、コロナ禍で、
右往左往しているときです。
そんな中、
石見さんは、3年後のことを考えて
手を打っていたということです。
石見さんが、考えたのは、
メンバーがやりたいことと
コミュニティーの方向性を合わせる
ということです。
そのために、
メンバーにやりたいことを明確にしてもらい
それを実現できるようなビジネスモデルを
構築できるようにしました。
具体的には、
メンバー同士が
ビジョンを語り合える場をつくり、
メンバーのビジネスモデルを構築する
勉強会を企画し、開催したということです。
その一方で、
コミュニティーとしてやりたいことを
メンバーを巻き込んで
いくつも事業として立ち上げました。
メンバーを巻き込むためには、
事業がある程度明確になっている
必要があります。
このように、3年前から、
今回のビジョンづくりのイメージを
描きながら、
変化を起こしてきていたのです。
この話を聴いた時に
ビジョンを作るためには、
そこまでやらないといけないのか!
と思いました。
そんな風に考えている時に、
長年一緒に学んできた
コンサルタントの福沢さんが、
こんなことを言ってくれました。
これって、認知と選択の問題ですよね!
なるほど・・・
人間が、ものごとを理解する時に
どのように認識をして、選択をするのか?
を考えて、
石見さんは、
今回は、ビジョンを作るのに、
1年かけたんですよね!
と福沢さんは言っているのです。
何が言いたいのか?というと・・・
今回の目的と対象者の特性、
コロナ禍という環境、
リアルで会えるタイミング等を考えて、
今回、1年でやることを選んだということです。
だから、
目的や対象者や環境が変われば、
このやり方でなくても良いのです。
つまり、
ビジョンの作り方がどうこうよりも、
望ましい変化を起こすために、
対象となる人たちの認知に
どう働きかけて、どう選択してもらうか?
を考えるべきなのです。
世の中には、ビジョンの作り方を
教えてくれる講座がたくさんあります。
そこで教えているのは、
やり方の一つであって、
そのやり方が全てではありません。
大事なことは、
望ましい変化を起こすために、
話し合いの場や考える時間を
どうデザインするか?です。
だから、
ビジョンの作り方を学んでも
上手く作れないのは、
そのやり方の問題はなくて、
人間の認知や選択のメカニズムを理解して、
それに合わせて、アレンジできないからです。
では、
どうしたらできるようになるの?
というと、
とにかく学ぶべきことを学んで、、
アウトプットするしかないのです。
人間はそんな便利にできていません。
やりながらでないと学べないのです。
少なくとも、私はこの6年間、
学んで、実践したことをブログに書く
ということをやってきました。
それができたのも、
石見さんという人に出会って、
学ぶべきものを教わって、
同じように学ぶ仲間と一緒に、
実践してきたからです。
今回のビジョンづくりも
コミュニティーでやる事業運営も
全ては実践の場で、
参加すれば、学ぶことができます。
そのため、
コミュニティーに関われば関わるほど
コンサルタントとして成長できるし、
コミュニティー自体も成長していく・・・
そのように設計されているのです。
それは、会社も同じで、
社員の成長なしに会社の成長はありません。
言うのは簡単ですが、
そうなっている組織はごくわずかです。
コンサルタント自体が
そんな組織にいたこともないのに
そんな組織を作れる訳がないのです。
私はそんな組織の運営に携わっているから
私自身、そういう組織を作れるように
なってきたと思っています。
それでも、十分ではないから、
このコミュニティーでまだまだ学び続けたい
と思っています。
これが、個人のビジョンと
組織のビジョンがつながっている状態です。
これをお客様先でいかに再現するか?
再現性の確率をどこまで上げることが
できるのか?
それが、私が目指しているゴールで、
なかなかたどり着けないからこそ、
おもしろいのだと思っています。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
1ON1が上手くいくポイントをお伝えします!
私のチームビルディングの仲間が、
セミナーを行います!
部下のモティベーションがアップして
問題解決のために
自発的に行動するようになる
1ON1面談9ステップテンプレート
実践セミナー
何を部下に質問すれば
課題を解決できた場面をイメージできるようになるのか?
面談をどのような順番で進めれば、
部下が自主的に行動するようになるのか?
テンプレートを使って、お伝えします。
詳しくはコチラをご覧ください!
コメントを残す