チームビルディングコンサルティングはどうやるの?

昨日は、広島で仕事があったので、
チームビルディングのメンバーと
勉強会をしました。

 

広島にいる
チームビルディングを学んだ仲間が
チームビルディングをより実践的に
学びたいということで、
勉強会を開催しました。

 

今回は、私が講師役をして、
チームビルディングを
コンサルティングにどう活かすのか?
お話をしました。

 

私たちがチームビルディングの師匠
石見さんから学んでいるのは、
原理原則です。

 

原理原則って当たり前のことです。

 

私のブログも、
当たり前のことを書いていて、
特別なことを書いているわけではありません。

 

原理原則は当たり前すぎて、
コンサルティングで活用するのは
難しいのです。

 

コンサルティングの現場で
原理原則を語ったところで、
何?当たり前のこと言ってんだ!
と言われるのがオチです。

 

コンサルティングで活用するなら
今ある組織を原理原則に合うように
作り変える必要があります。

 

この時に大事なことは、
3つあります。

 

1つ目は、組織が機能している状態を
イメージできるか?ということです。

 

人はイメージできないことはできません。

 

今、変えようとしている組織が
どうなっていたらよいか?
イメージできることが必要です。

 

しかし、意外と、
機能している組織にいた経験がなくて、
イメージできないという話を聴きます。

 

そういう場合は、
石見さんが開発した
職場体験ゲームをやるとよいと思います。

 

ゲームを振り返って
チームとして機能していたと言えるのか?
チームとして機能するためには
どうなっていたらよかったのか?
を考えることで、
組織のあるべきイメージがわきます。

 

目指すべきゴールの状態がイメージできれば
そこに向かって動くことができます。

 

これが
今ある組織を原理原則に合うように
作り変えるために必要なこと、
1つ目です。

 

2つ目は…

 

どこから手を付けたらよいのか?
が分かっていることです。

 

組織の相談を受けていて
よく言われることが、
問題が多すぎて、
どこから手を付けたらよいのか分からない
ということです。

 

これに対する答えは、意外と簡単で、
組織の「構造」に手を付けます。

 

というか、構造しか手が打てません。

 

構造というのは、目に見えるもので、
組織図とか、指示命令系統とか、
役割とか、責任とか、ルールとか、
目的・目標とか、
会議とか、面談とかです。

 

いわゆる「仕組み」です。

 

原理原則が当てはまるような仕組みを
組織に導入することで、
原理原則に合った組織になります。

 

これが
今ある組織を原理原則に合うように
作り変えるために必要なこと
2つ目です。

 

3つ目は…

 

人材を育てるということです。

 

「仕組み」を運用するのは、人です。

 

面談にしても、会議にしても、
原理原則に従って実施できなければ、
仕組みを入れても機能しません。

 

仕組みを機能させるには、
運用できる人を育てる必要があります。

 

では、どうやって人を育てるのか?

 

それは、
やりながらできるようにすることです。

 

職場体験ゲームのように
実際の職場で、問題解決をしながら
学習してもらうということです。

 

一番わかりやすいのは、
売上目標をみんなで達成する
というようなことです。

 

目標達成しようと思ったら、
組織が機能していないと目標達成しません。

 

組織で目標を目指そうとすると
いろいろな問題が現れます。

 

それが解決できないから、
いつも目標達成しないのです。

 

でも、自分達では解決できない・・・

 

であれば、
その問題をコンサルタントが入って
一緒に解決していけばよいのです。

 

その時のポイントは、
コンサルタントが解決しないということです。

 

コーチング的に関わって、
問題解決できるようにサポートしていく
ということです。

 

その結果、コンサルタントがいなくても
解決できるようになります。

 

以上の3つが、
今ある組織を原理原則に合うように
作り変えるために必要なことです。

 

この3つを考えながら
コンサルティングをデザインしながら
進めています。

 

と、昨日は説明したつもりなんですが、
説明しても分かるような話では
ないのかもしれません。

 

結局、自転車に乗るのと同じで、
ある程度、原理原則を理解したら、
あとは、実際に乗るしかないんです。

 

自転車に乗っていると
上手くいかないこともありますが、
乗り続けていると乗れるようになります。

 

学習するって何でも同じだと思うのですが、
座学の限界というものがあって、
結局は、やりながらでないと、
できるようにならないのです。

 

ただ、イメージできないものはできないので、
イメージできるようになるまで、
何度も伝えることが大事なんだと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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