選択肢が多いうちに選んだ方がいい

2024年9月に行われる
自民党総裁選の候補者に
11人の名前が上がっています。

 

実際は20人の推薦者を
確保する必要があり、
最終的に何人になるのか?
分かりませんが、
活気づいているのは確かです。

 

裏金問題で
あれだけ批判を受けていたのに
総裁選の話でもちきりです。

 

今まで、ネガティブな雰囲気だったのに
ポジティブな雰囲気になってきました。

 

どうして、こんなにポジティブな
雰囲気になるのでしょうか?

 

候補者がたくさんいると、
いいところを探そうとします。

 

より良い人を選ぼうとします。

 

その結果、ポジティブな雰囲気に
なっているのだと思います。

 

その一方、候補者が少ないと、
悪いところを探そうとします。

 

この人だけは避けたいとなります。

 

結果、ネガティブな雰囲気になります。

 

それはなぜなんでしょうか?

 

これは「行動経済学」の
「損失回避性」というものです。

 

例えば、
①何もしないで4万円もらえる
②ジャンケンで勝ったら8万円もらえる
のどちらを選びますか?

 

おそらく、①何もしないで4万円
を選ぶと思います。

 

ジャンケンで勝つ確率は50%

 

50%のリスクを負えば、
2倍になるかもしれないのに、
失うことを恐れます。

 

つまり、人は損をすることを恐れます。

 

候補者から一人を選ぶ時に
たくさんの人の中から選ぶよりは
少ない人から選ぶ方が
適切な人を選ぶ可能性が上がります。

 

3人から1人選ぶのと、
11人から1人選ぶのでは、
3人から1人選ぶ方が、
当たりを引く可能性が高いです。

 

ただ、
当たりを引く可能性が高くなると、
ハズレを引いた時に
損をした気分が強くなります。

 

そうなると、損をしたくないので、
間違った選択をしないように
慎重に判断します。

 

慎重に判断しようとすると、
悪いところを見つけようとします。

 

つまり、ネガティブになります。

 

それに対して
選択肢が多い場合は、
当たりを引く可能性が下がるので、
選ぶのが雑になります。

 

一人ひとり、慎重に検討するのが
面倒になるからです。

 

その結果、あまり考えずに、
雰囲気で選ぶことになります。

 

つまり、イイ感じの人を選びます。

 

結果として、
悪いところを見るのではなく、
良いところを見るようになります。

 

前回のブログで書きましたが、
ネガティブに考えるよりも
ポジティブに考えることが大事です。

 

だから、
たくさんの内から選ぶ方が
ポジティブに考えることができて、
良い結果が得られるのではないか?
と考えます。

 

正解が何かなんて分かりません。

 

良いところを見ようしたら、
選択肢が多いうちに選んだ方が
よいと思います。

 

選択肢を絞りすぎると
動けなくなります。

 

正解がない世の中で、
行動しながら答えを出していく
のだとしたら、
選択肢の多いうちに選ぶことが
大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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