一番美味しい生姜焼きはどれだ?

週刊文春が、中居氏・フジテレビ問題で
記事の訂正を行いました。

X子さんを誘ったのが、
A氏ではなく、中居氏本人だった
とのことです。

だとしたら、
この件にフジテレビはからんでいない
ということになり、
あの記者会見はなんだったんだ!
と言うことになります。

ただ、週刊文春によると、
別件でA氏が絡んでおり、
フジテレビは無関係ではない
と言っています。

もう、何が何だかよく分かりません。

このよく分からない中で
批判することの怖さを感じます。

もし、本当にフジテレビが関係なく、
週刊文春の誤報で、
あそこまで責められていたとしたら、
こんな理不尽なことはありません。

行動経済学の言葉で、
「限定合理性」という言葉があります。

人は限定的にしか合理性を判断できない
ということです。

例えば、私が一番好きな生姜焼きは、
私の事務所の近くにあるカフェの
野菜たっぷり生姜焼き(濃いめ)です。

野菜に濃いめの生姜のタレを絡めて
食べるのがサイコーに美味しいです。

しかし、この生姜焼きが
本当に一番好きなんでしょうか?

他にも美味しい生姜焼きはないのでしょうか?

それは、分かりません。

なぜなら、世の中にある
全ての生姜焼きを食べることができないからです。

だから、一番と思っていたものが、
一番とは限りません。

これが「限定合理性」です。

このように、
人間の認知には限界があります。

だからこそ、日本の裁判では、
三審制といって、
3回まで裁判を受けられる仕組みに
なっています。

人が人を罰するときは、
慎重に判断をすることになっています。

しかし、それとは別に、
週刊誌の記事やSNSの投稿で
瞬間的に判断をするようになってきて
しまいました。

しかも、誤報だとしても、
誰も責任を取らない・・・

こんな怖いことはないと思います。

こんな世の中だからこそ、
自分は慎重に判断をしたい
と思います。

お客様からの相談でも、
○○さんが悪いという話になることが
多いです。

そういう時に、私は、いつも、
見えていないことを探します。

いつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。

ルービックキューブには6面があって、
一度に見えるのは3面までです。

残りの3面は裏側にあって見えません。

しかし、必ず、そこに存在をしています。

この裏の3面を見るまでは、
判断を保留しないと見間違えます。

そもそも、良い悪いを判断するのが
目的ではありません。

組織が機能して、
成果が上がることが目的です。

そう考えると、
良い悪いを考えるのではなく、
どうなっていたら良くなるのか?を
考える方が大事だと思うのです。

誰が悪いのか?を考えていると、
今回のフジテレビ問題のように
出来事レベルの問題に振り回されて
消耗するだけです。

まずは、
良い悪いの判断を保留するということが
大事だと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

望ましい成果を上げるためには、
チームとして一丸となって、
目標に向かって行くことが必要です。

しかし、目標設定が上手く行かないと
それができなくなります。

目標設定には「やり方」があります。

その「やり方」をワークを通して、
お伝えしたいと思っています。

【日時】
2025年2月20日(木)18時~20時半 満席!
2025年2月27日(木)18時~20時半 残1名
2025年3月4日(火)18時~20時半 残2名

【金額】
5,500円(税込み)
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