私がやらなきゃ誰がやる問題を解決するには?

仕事ができる社員さんと話をしていると
よくこんな話になります。

私がやらないと、
本当に誰も仕事をやらないんです。
私がいなくなったら、
この会社はどうなるんでしょうか?

仕事ができる人ほど、
こういう悩みを抱えています。

たしかに、
仕事ができる人に仕事が集中します。

この人のおかげで、今の仕事が回っている
ということは間違いないと思います。

しかし、この人が仕事をやればやるほど、
周りの人は仕事をしなくなります。

なぜなら、この人以上に仕事ができないので、
この人に任せた方がよいと考えるからです。

そうすると、
ますます周りが仕事をしなくなり、
この人以外、誰も仕事をしなくなります。

そうなった時に、
誰がこの状態を作っているのでしょうか?

誰もやらないから私がやるというのは
責任感の表れなので、
それ自体は悪くありません。

むしろ、評価されるべきことです。

だから、
良い悪いの話をしたいわけではありません。

ここで考えて欲しいのは、
この今の状況を誰が作っているのか?
という話です。

それは、
この仕事ができる人自身です。

誰もやらないと言いながら、
その状況を自分で作ってしまっているのです。

「私がやらなきゃ誰がやる問題」です。

時間的にも、人員的にも、
余裕がなければないほど、
この問題は解決が難しくなります。

なぜなら、
他の人にやってもらおうとしても、
できるようになるまでに時間がかかるし、
そもそも、やれる人もいなかったりします。

そうなると、簡単には解決しません。

では、この問題をどのように解決したら
良いのでしょうか?

それこそ、以前のブログに書いたように、
「常に時は動いている」のです。

つまり、時間を味方につけるということです。

すぐにできない問題は
時間をかけるしかありません。

しかし、時間がかかる問題は、
成果が見えづらいので、
目の前の優先順位の高い問題と
置き換わってしまうことが多いです。

だからこそ、中長期の計画を立てて、
1ヶ月、いや、2週間ごとに
進捗の管理をするべきなのです。

1ヶ月に1回の進捗確認では、
できなかった反省だけで終わります。

そうならないためにも、
月の真ん中で一度振り返って、
残りの2週間で立て直すことが大事です。

月の途中で立て直しをすることで、
実行力は格段に上がります。

結局、人間は時間軸が苦手なので、
時間のかかる問題を先送りにしがちです。

だからこそ、計画を立てて、
それを定期的に振り返って、
確実に進めていくことが必要なのです。

時間軸が短くなれば、
ゴールが見えやすくなるので、
あきらめることなく、
ゴールに向かうことができると思うのです。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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