次のリーダーはリーダーになるまで育たない

サッカー日本代表の森保一監督の続投が
検討されているという記事を見かけました。

スウェーデンと引き分け、
1次リーグを2位で通過し、
決勝トーナメントに進みました。

森保一監督の下で、
2大会連続の決勝トーナメント進出です。

続投を検討するのに、
実績としては十分です。

このまま続投となれば、
3大会連続、12年という
長期政権となります。

結果を出した人が、リーダーになる。

これは、組織として、
とても自然なことだと思います。

結果を出している人を、
リーダーにすることに批判することは
できません。

ただ、気になることがあります。

それは、今のリーダーが
活躍する期間が長くなると、
次のリーダーが育たなくなる
ということです。

いつもブログに書いていますが、
リーダーはやってみないと育ちません。

知識やスキルを身につけたとしても、
それだけでリーダーにはなれません。

リーダーというのは、
決断をして、責任を負う人です。

その重さは、
実際にその立場に立った人にしか
分かりません。

次のリーダーは、
リーダーになるまで育たないのです。

今の人がその座に居続ける限り、
次の人は、その立場を経験できません。

経験できなければ、
育ちようがないのです。

ここで大事になるのが、
「サクセッションプラン」です。

「サクセッションプラン」とは、
次の経営者や幹部候補を
あらかじめ選んで、
育てていく計画のことです。

次のリーダーを決めて、
計画的に引き継いでいく。

リーダーは、
なんとなく育つものではありません。

しかし、実際は、
引き継ぎもないまま、
いきなり任されることがほとんどです。

そうなると、
何も分からないまま、
失敗しながら覚えていくしかありません。

時間に余裕があればよいのですが、
一から覚え直す余裕は、
たいていの場合、ありません。

だからこそ、
今のうちからの積み上げが
必要になるのです。

私は、長期政権には反対です。

次のリーダーが育たなくなるからです。

ただ、急に交代させてしまうと、
今度は、うまくいきません。

準備のないまま座を譲られても、
新しいリーダーは、
力を発揮できないからです。

理想は、
今のリーダーが結果を出している間に、
その隣で、次のリーダーを
育てておくことだと思います。

意思決定の場に同席してもらい、
判断の背景を一緒に考えてもらう。

そうやって、
少しずつ、責任を体験してもらうのです。

森保監督が続投するのかどうか?は
分かりません。

ただ、もし続投するのであれば、
同時に、次の指揮官を
育てていってほしいと思います。

リーダーは、
リーダーにならなければ育ちません。

今、結果を出している人がいるうちに、
次のリーダーを育てておく。

それができている組織が、
長く続いていくのだと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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