なぜ、フレネミーが生まれるのか?

先日、若者が使う流行語の
上半期ランキングを見た時に、
見慣れない言葉がありました。

「フレネミー」

Friend(友達)とEnemy(敵)を
掛け合わせた造語だそうです。

表面上は仲良く、
友達のふりをしながら、
陰では嫉妬したり、
足を引っ張ったりする。

そんな相手を指す言葉だそうです。

友人だと思っていた人が、
本当は敵だった・・・

なんとも不穏な話です。

ただ、こうした関係が
急に増えたわけではないと思います。

表面上は仲良く、裏で足を引っ張る。

そういう関係は、昔からありました。

若者だけの話でもありません。

職場の中にも、
フレネミーはいると思います。

本人の前ではいい顔をして、
本人のいないところで悪口を言う。

悪口のつもりはないでしょうが、
結果的に悪口になっている・・・

そういう空気のある職場は、
決して珍しくありません。

では、なぜ、
フレネミーは生まれるのでしょう。

それは、仲良くいたいからです。

仲良くいるためには、
相手に「敵ではない」と
分かってもらう必要があります。

その手っ取り早い方法が、
共通の敵を作ることです。

誰かを一緒に批判すれば、
その場は共感が得られて、
仲良くなれます。

ところが、
同じ職場で働いている限り、
批判していた相手とも、
また仲良くしなければなりません。

すると今度は、
さっきまで一緒に批判していた人と、
その批判の相手を、
一緒になって批判する・・・

昨日まで一緒に批判していた人が、
今日は自分の批判をしている・・・

まさに、フレネミーです。

つまり、
誰とでも仲良くしよう!とする意識が
フレネミーを生み出しているのです。

だとすれば、
フレネミーをなくすには、
誰とでも仲良くしようとしないことです。

大事なのは、
嫌われるのを恐れないことです。

自分が違ったと思ったことは違う
と言えることです。

そのために必要なのが、
いつもブログに書いていますが、
人とコトを分けることです。

共通の敵を作って群れるのは、
「人」で付き合っているからです。

あの人が好き、あの人が嫌い。
そうやって人で群れると、
好き嫌いで敵味方が決まります。

そうではなく、
「コト」で付き合うのです。

目標を達成するにはどうするか?

この仕事はどう進めるか?

このやり方は適切なのか?

コトについて話していれば、
意見が違っても、
それは人を否定することにはなりません。

違うと言っても、
相手そのものを否定したわけでは
ありません。

だから、堂々と、
違うことは違うと言えばいいのです。

無理に仲良くしなくていい。

人ではなく、コトで向き合う。

それが、フレネミーの生まれない
組織を作るのだと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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