お客様や上司から
厳しく言われたり、
仕事のプレッシャーで
メンタル不全になって、
会社に出てこられなくなる。
そんな社員さんが、
あちこちの会社で増えています。
理不尽なことが
少しずつ減っていく
世の中になりました。
だからこそ、
理不尽なことに慣れていない
ということもあるのだと思います。
ただ、
仕事をしていれば、
理不尽なことは、
どうしても起こります。
そのたびに
いちいち落ち込んでいたら、
キリがありません。
なにくそ!と跳ね返す力も
やはり必要です。
昭和を生きてきた人達や、
体育会系の人達は、
なんのこれしき!と思って、
理不尽を跳ね返していきます。
そういう人達から見れば、
小さなことで落ち込む社員は、
なんと弱いのだろう、
と見えるのだと思います。
ときには、
会社に来られなくなった社員に、
心無い言葉をかけてしまう。
そうして、
ますます来られなくなる。
そんなことも起こっています。
いつもブログに書いていますが、
人と人とは違います。
みんなが、
強い人ばかりではありません。
強い人が、
その強さのままに、
弱い人を責めてしまうと、
どうなるでしょうか?
せっかく、
勇気を出して
出てきた社員さんが、
そこでまた、つぶされてしまいます。
そんな弱い社員はいらない。
そういう空気になれば、
最後は、強い社員しか
残らなくなります。
それは、強い組織に見えて、
実は、もろい組織です。
なぜなら、今の時代、
簡単に採用できないので、
人が辞めてしまうと、
すぐに補充ができないからです。
だからこそ、
強い人には、
弱い人の気持ちを
理解してほしいのです。
復帰した社員さんを、
温かく迎え入れる。
その優しさが、
組織を支えます。
昔のフジテレビのドラマ、
「ギョーカイ君が行く!」で、
浅野温子さん演じるヒロインが、
こんな言葉を語っていました。
強くなければ生きていけない。
でも優しくなければ生きていく資格はない。
この言葉の元は、
レイモンド・チャンドラーの小説
『プレイバック』に出てくる
セリフだそうです。
本当に、
その通りだと思います。
強い人は、強すぎて、
弱い人は、弱すぎる。
どちらか一方だけでは、
人も、組織も、うまくいきません。
強い人は、少しだけ優しく。
弱い人は、少しだけ強く。
その歩み寄りが、
人が辞めない組織を
つくっていくのだと思います。
ちなみに、
チャンドラーの『プレイバック』は、
1958年の作品だそうです。
強さと優しさのバランスは、
今に始まった悩みではなく、
いつの時代も
変わらないテーマなのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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