『どこまでやっていいのか?
分からないのです』
先日、お客様の社員さんとの面談で、
こんな話になりました。
仕事をしていると、
いろいろ気になることがある。
でも、そこに手をつけていいのか?
判断がつかない、というのです。
気になるならやればいいのに…
とも思いましたが、
話を聞くと、そうもいかないようでした。
勝手に判断してやってしまうと、
かえって迷惑がかかるかもしれない…
だからといって、
いちいち相談や確認をすると、
それはそれで、
煩わしく思われるかもしれない…
そう思うと、どうしたらよいのか?
わからないということでした。
なるほど、と思いました。
結局これは、
どこまで任せるか?という問題です。
そして、この
「どこまで任せるか?」は、
言うほど簡単ではありません。
なぜなら、範囲を決めたとしても、
仕事はつながっていて、
時には、決めた範囲を超えて
やって欲しい時もあるからです。
だから、「ここからここまで」と
範囲で線を引くのが、難しいのです。
では、どうすればよいのでしょうか。
私は、範囲ではなく、
時間軸で示せばよいと思っています。
時間軸の長さは、
社員のレベルによって変わります。
例えば、一般社員なら、
「その日の仕事が、ミスなく、
予定通り終わるように!」
リーダーなら、
「今週、今月の仕事が、トラブルなく、
予定通り終わるように!」
そんなふうに、
任せる時間の幅を示すのです。
そして、その時間軸を超えることが
起きそうなら、相談してもらう。
こうして時間軸を基準にすると、
やっていい範囲が、自然と決まります。
そういう意味では、
部下として仕事を任せてもらうには、
その仕事がどのくらいかかるのか?
イメージできている必要があります。
その見通しが持てなければ、
任せられないからです。
だとすると、上司の側は、
任せられるかどうかを、
その仕事にどのくらいかかるか、
部下がイメージできているか?で
判断すればよいことになります。
では、部下がイメージできているか、
どうやって確かめればよいのか。
任せる前に、
「この仕事、どのくらいで終わりそう?」
と聞いてみることです。
その答えが、
上司の想定に近ければ、
任せられます。
大きくズレていれば、
まだ任せるには早い、
ということです。
時間軸は、長くなるほど
判断が難しくなります。
逆に、時間軸が短い仕事は、
間違っていても取り返しがききます。
ですから、まずは
時間軸の短い仕事から
任せていけばよいと思います。
任せる仕事は、範囲ではなく、
時間軸で考える。
そうすれば、任せる範囲は
自然と決まってくるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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