なぜ、人は余計な一言を繰り返すのか?

「口は災いの元」と
昔から言われているのに、
人は同じ失敗を繰り返します。

最近のニュースにも、
そんな話が続いています。

出直し選挙に出る前市長は、
「加害者だからこそ」のひと言で、
パワハラの本質が分かっていないことが
伝わってしまいました。

農林水産大臣は、
身内の集まりで、道路予算を
「大幅にカットをした」と話したと報じられ、
大臣の椅子を失いかけています。

アジア大会で金メダルを獲得した
サッカー韓国代表の主将も、
優勝直後に「軍隊に行きません」と話して、
国内で批判されています。

どれも、言わなければ済んだ話です。

それなのに、そのひと言で、
自分の立場を悪くしてしまいました。

本当にもったいないと思います。

自分をよく見せたい時、
受けを狙おうとする時、
浮かれている時に、
余計な一言は出やすくなります。

共通しているのは、
矢印が自分に向いていることです。

矢印が自分に向いていると、
その言葉を聞いた人がどう思うのか?
まで、想像が及びません。

だから、言葉にする前に、
想像力を働かせることが大事です。

ただ、これが難しいのです。

調子に乗っている時ほど、
頭が働きません。

そこで必要になるのが、
自分の傾向を分かっておくことです。

手がかりになるのは、
基本的欲求です。

人には、
愛・所属の欲求、
力・価値の欲求、
自由の欲求、
楽しみの欲求、
生存の欲求
という5つの基本的欲求があり、
その大きさは人によって違います。

たとえば、
力・価値の欲求が高い人は、
認められたい、勝ちたい
という気持ちが強いです。

人前に出ると、
どうしても実力以上に
自分を見せたくなります。

また、相手より自分が優れている
ということを示したくなり、
ついマウントをかけたくなります。

そんな時に、
余計な一言を言ってしまうのです。

欲求が高いこと自体は、
悪いことではありません。

欲求は行動の源泉です。

ただ、自分の欲求を知らないと、
気付かないうちに、相手を使って
自分の欲求を満たそうとしてしまいます。

だから、
自分の欲求を知っておくことが
大事なのです。

自分は力・価値の欲求が
高いと知っていれば、
マウントをかけたくなった時に、
欲求が悪さをしていると気付けます。

気付ければ、
マウントをかけずに済みます。

結局、大事なのは、
自分を知っておくことです。

自分にはどんな傾向があるのか?

それは、これまでの失敗を
振り返ってみると分かります。

余計な一言で失敗するのは、
たいてい、初めてではないはずです。

同じような場面で、
同じような一言を言っている
と思うのです。

その失敗から学べるかどうかで、
同じ失敗を繰り返すかどうかが決まります。

余計な一言は、
自分の傾向を分かっていないから出ます。

自分をよく知っているから、
自分をコントロールできるのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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