休みを増やしても社員さんはヤル気にならない

昨日、初めてのお客様のところに伺いました。

都内で80室程度のホテルを経営されています。

こじんまりとしていますが、
雰囲気のよい和風のホテルです。

 

 

 

 

 

※写真はイメージです。

私もホテルに勤めていたこともあるので、
この雰囲気を作り出すご苦労は、
よく分かります。

経営者の方と社員さんの人柄が
なせる技です。

お悩みは…

『昨年から休みを増やしているのに、
社員さんがヤル気にならない!』

というものです。

 

 

 

 

 

 

気持ちはすごくよく分かります。

ホテルだと1日に運営をするのに
必要な人員数は決まってきます。

休みを増やすということは、
人をたくさん雇うということです。

その分、経費もかかるので、
利益を圧迫します。

経営者の方がどんな想いで、
休みを増やしたのか?

想像するのは難しいことでは
ありません。

身を削る想いで、
休みを増やしたんだと思います。

しかし、それが社員さんに
感謝されていない…

気の毒に思います。

しかし、誤解をおそれずに言うと…

 

それは当たり前です。

 

休みが増えたら社員さんは
何を考えるでしょうか?

 

私なら、休みのことを考えます…

「何しようかな?」

「どこ行こうかな?」

 

 

 

 

 

休みを増やすことが

意味がないと言っているのではありません。

『休みを増やすこと』と
『社員のヤル気がでること』が
つながっていないと言いたのです。

休みを増やすというのは、
不満を少なくすることです。

不満が少なくなると、
一般的には定着率は良くなります。

ためしに訊いてみました。

「定着率は良いですよね!」

「はい。悪くないと思います。」

思った通りです。

休みを増やすことで、
定着率が上がっているのであれば、
それはそれで、成果を得られています。

ヤル気を出してもらいらたい!
と考えているのであれは、
別のことをする必要があるのです。

何をしたらよいのか?については
またの機会にお話しします。

ともあれ、

やることをやっているのに、
成果を得られていないと感じているならば、

「打ち手」と「狙い」が
ズレているのかもしれません!

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