人は「遅れる」?

先日、お客様との打ち合わせの時に
パートさんの有給休暇の問題になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

パートさんに有給休暇を取ってもらう
のは構わない。
(お金の問題ではないとのことです)

でも、現場が回らないのは困まる…

どんなルールにしたらよいのか?

という相談でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、どんなルールにしたら
よいでしょうか?

シンキングターイム!

 

 

 

 

 

 

これって、
有給休暇の問題ではありません。

採用の問題です。

 

 

 

 

 

 

 

 

有給休暇を取っても業務が回る
ように人がいれば、
問題はないんです。

本当は採用の問題なのに
有給休暇の問題だと
思ってしまう…

 

 

 

 

 

 

 

で、現場が回らないのは困るから
有給休暇が取りにくい仕組みを作る。

そうすると管理が複雑になり
会社の仕事が増えて、
採用に手が回らなくなり、
人が採れない…

こういう悪循環を繰り返している
ことが多いように思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パートさんの昇給でも
同じようなことが起きます。

パートさんの時給を上げたい…

でも、時給を上げたら、
103万円を超えることを嫌がって、
年末に働かなくなる。

そうしたら、現場が回らない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この問題も、
時給を上げて103万円を超えて
働かなくなっても
業務が回るように人がいれば
よいのです。

しかし、実際はそう簡単ではありません。

今の採用時の時給は世間相場なので
人が採れない・・・

採用時の時給を上げようとすると
今のパートさんから不満が出る・・・

で、時給を上げようとすると
103万円を超えるのを嫌がって
働かなくなる…

これもぐるぐる回る悪循環。

 

 

 

 

 

 

 

 

こんななかでも
順調に事業所を増やして、
規模を拡大している会社さんがあります。

 

 

 

 

 

 

どうして、うまく行っているのか?
見てみると、
人の採用のタイミングが早いです。

事業所の開設の半年前には
人の採用を終えて、
すぐにトレーニングをはじめて
開設時には、一人で仕事ができる状態に
しています。

 

 

 

 

 

 

 

人はどうしても「遅れ」ます。

お金は借りてくれば、
そのお金は即戦力です。

 

 

 

 

しかし、
人は採用しても即戦力になりません。

 

 

 

 

 

 

 

しかも、すぐに採用が出来ない…

そうすると…

人の採用が
事業の拡大のブレーキになる。

 

 

 

 

 

 

 

以前、お世話になった社長さんは
「人が採用できない商売はやめる」
と言って、
飲食部門をやめてしまいました。

これからの時代は
人が採れる会社が伸びていく
のだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

人は「遅れる」

常に頭に入れておこうと思います。

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